【fjコンサルタンツ365日Blog:3436投稿目】
1年前の統計データですが
あらためて眺めてみると興味深いので
取り上げてみます。
2017年6月に行われた
「国民生活に関する世論調査」。
(対象10,000人)
この中で
・将来に備えるか、毎日の生活を充実させて楽しむか
という調査項目があります。
全体の結果では、
【毎日を充実、楽しむ派】59%:32%【将来備える派】
となっており、毎日を充実させ楽しむ人の方が
多い結果となっています。
この結果自体は違和感なく受け入れられるものです。
しかし年代別の結果を見るとそうではありません。
18歳〜29歳
30歳〜39歳
40歳〜49歳
の世代で逆転現象になっているのです。
半数以上が「将来に備える派」という結果に
なっていることに注目です。
これでは、消費が伸びないのも納得がいきます。
若い世代ほど、将来に備えている現実が浮かび
あがるからです。
このデータだけで結論を出すことはできませんが
ひとつの傾向として頭に入れておくことは
必要だと感じました。