【fjコンサルタンツ365日Blog:3452投稿目】

消火ツールの進化

ビル火災や建物火災のときは

室内の深くまでホースが届かないことが

あります。

 

人がホースを持って中に入っていかなければ

ならないからです。

 

外から放水するだけでは限界があるのです。

 

これを解消する技術の開発が進められています。

水の噴射

を利用してホースを浮上させるのです。

 

水の力で浮上させる

これならば、ホースが浮上したままで

前方に移動することが可能なので

建物深くまで侵入することができます。

 

 

またホースの先端にカメラをつければ

見えないエリアでも操作が可能になり

自在に動かすもできるのではないでしょうか。

 

ゆくゆくはカメラが炎部分を感知

そこにめがけて放水することも

自動化できます。

 

消防ロボットの分野では

放水(消火)ロボットの強力さ

を競っていたように感じます。

今後は、小回りがきくロボットへ

進化の文脈が構築されていくのです。

 

噴射エネルギーのメリット

今回取り上げた噴射の力を活用するというのは

動力源を大きく必要としないので

・長時間稼働可能

・小型化できる

というメリットがあります。

 

水の噴射エネルギーは大きくできるため

こうした機能をつくりあげることが

できるのです。

 

これは他へも応用ができるはずです。

水を大量に使う工場などで同じような

機能を利用することができるのでは

ないでしょうか。

【出典】

東北大学 田所研究室

https://www.rm.is.tohoku.ac.jp/