【fjコンサルタンツ365日Blog:3467投稿目】
固定電話のポジションが奪われる
スマートスピーカーが出てから
固定電話の存在が危ぶまれるように
なりました。
固定電話のポジションをスマートスピーカーが
奪うのではないか、という意見が
出始めたのです。
スクリーン付スマートスピーカーが普及する
来月にアマゾンからスクリーン付の
スマートスピーカーが発売されます。
スクリーン付になると一気に普及すると
予想しています。
というのも、用途が広がるのと
操作する時に安心感があるからです。
音声だけだと不安になる
スマートスピーカーは音声で操作し
音声で返答がかえってくる方式でした。
これ自体、問題はないのですが
広く普及するには至らないと感じていた
のです。
何か不安が残るというか満足できない
ものを感じたのです。
これがスクリーン(液晶)があることで
解決します。
数値や文字が表示されることで
たとえば、天気を質問した時に
スクリーンに数値や文字が表示されることで
聞きながら、目で確認する
ことができ確実に情報をつかむことが
可能なのです。
テレビ電話機能も利用範囲が広い
スクリーン付スマートスピーカーでは
テレビ電話機能もついているので
利用頻度も増えると思います。
どちらかといえば、プライベートという
より、ビジネスで
「社内の支店間連絡」
で利用することが
増えるのではないでしょうか。
ちょっと支店に連絡をする時に
音声で電話をかけられるので
便利だと感じます。
スマートスピーカーに法人需要が
発生したら普及スピードは上がるでしょう。
固定電話のポジションを奪う
結果、スクリーン付スマートスピーカーが
固定電話のポジションを奪うことに
なると思います。
固定電話が置き換わるには固定電話より
便利、手軽
なことが重要です。
商品が置き換わることを
スイッチング
といいます。
消費者は置き換えるリスクも生じるので
新しく置き換わる商品メリットのほうが
大きくなければならないのです。
スイッチングコストで考えてみると
この時に指標となるのが
スイッチングコスト
です。
置き換える時の
・費用負担
を指していますが、おカネだけでなく
・置き換え工数(手間)
・精神的負担
も含みます。
そう考えてみると今回のスクリーン付
スマートスピーカーはキラー商品だと
感じます。
米国ではスマートスピーカーが普及して
おり、日本では音声操作に抵抗が
あるようでしたが、その抵抗を
乗り越えるメリットを感じるのでは
ないでしょうか。
今後の展開に注目です。