【fjコンサルタンツ365日Blog:3472投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳
人工知能AIが補佐をする
タクシー業界で人工知能が導入されています。
30分後の需要を予測しマップに表示する機能です。
そこにタクシーを移動させれば顧客をつかまえる率が高まるということです。
新人でも稼ぐことができる
新人であってもベテランと同じような動きをすることが可能になります。
そのため、経験則やノウハウがなくても売上が確保できるようになるわけです。
新人とベテランとの差が一気に縮まります。
教育・研修が不要になっていくと予想できます。
実際に売り上げはAI導入後、1割以上伸びているようです。
人工知能は学習すればするほど精度が高まるので、売り上げ伸長効果はさらにアップすると思います。
天気予報と連動したり、イベント情報(イベントの終了時間)を取り入れるとベストなタイミングで配車が実現すると思われます。
タクシーの配車タイミングは短い時間しかありません。
タイミングによっては数分しかないのです。
そのタイミングを逃さないようにするために人工知能は有効なのです。
人工知能を活用すると能力が伸びない
ただ、人工知能が導入されればされるほど人の能力は伸びません。
能力向上が必要なくなるからです。
単に人工知能が指し示したマップに従って動くことだけが求められているからです。
人工知能の弊害ともいえるでしょう。
この問題は、仕事の場面より、教育界で持ち上がってくるだろう課題です。
まとめ:結局のところ人材と人財に分かれていく
そうやって考えてみると、将来は人材と人財に分かれ、二極化すると思われます。
価値を生み出す人財
と
指示されたことをこなす人材
とに分かれていくのは決まった流れだと感じる次第です。
【出典】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31334920U8A600C1000000/