予測地図からわかることを知っておく
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【fjコンサルタンツ365日Blog:3474投稿目】
全国地震動予測地図2018年版
BCPが3割しか浸透していないことを
前に取り上げました。
たった3割しか準備していない 東京商工会議所のアンケート調査。 1,127社の回答によると事業継続計画(BCP…
さらに地震に絞って考えてみたいと
思います。
全国地震動予測地図について。
下記の詳細図を見ればわかりますが
今後30年間で震度6以上の確率が
26%以上の部分が赤色部分になります。
北海道、太平洋側はほとんどが
赤色になっています。
26%以上だと100年に1度の割合で
大地震が発生する確率になります。
3%だと1000年に1度の割合です。
確率が低い場所が安全ではない、という
注釈が出ていますので日本はどこに
いても地震リスクがあることを自覚
する必要があります。
東日本大震災は1000年に1度の地震だったと
言われているので、確率でいえば3%だったと
いえると思います。
地震カテゴリーⅠ、Ⅱ、Ⅲ
地震カテゴリー分けは3箇所になります。
九州を見れば細かくカテゴリーが
分かれていることに気が付きます。
福岡と大分宮崎では地震の影響が
全く違うということです。
断層マップ
断層マップを見れば、細かく断層が
あることが自覚できます。
こうして見てみると、結局のところ
確率の数字だけでは判断できないと
感じます。
どこにいても対策をしておくべきで
いつでも対応できることだけです。