【fjコンサルタンツ365日Blog:3498投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳
サマータイムとは
そういえばサマータイムという言葉を聞かない。
サマータイムとは3月〜11月の間、時刻を1時間進める制度です。
国によって導入している国と非導入の国に分かれます。
日本は非導入の国なのでもともと「サマータイム」という言葉が聞かれないのは普通です。
しかし年によってサマータイム導入の動きがある年はよく扱われる単語のひとつになります。
サマータイム導入国
実際にサマータイムを導入している国は
・北米
・欧州
などが中心です。
導入されている国の特徴は
・夏の太陽が長い(日照時間が長い)
ことがあげられます。
そのためサマータイム制度が有効なのです。
アジア圏ではほとんど採用されていません。
これは逆に日照時間がそれほど長くならないからです。
日本でも戦後(昭和20年代)にサマータイムが導入された時期がありましたが使いにくく定着しなかった歴史があります。
個人のサマータイム制度は有効か
国単位で全員を一律にサマータイムにするのは無理がありますが個人ではどうでしょうか。
個人の生活時間においては使い分けすることは大変有効だと感じます。
夏になれば朝日が昇るのも早いのでそれに合わせれば1日を有効に使えるからです。
農作業をされる方や建築の仕事をされる方はサマータイムを導入しています。
日中の暑さを避けるための手法ですが朝を活用しているということにはかわりはありません。
個人のサマータイム制
個人でサマータイム制にすると1日を
・3分割
で活用することが可能です。
通常だと2分割で利用している時間がワンサイクル増やすことができるのです。
たとえば
・朝4:00〜8:00
・昼8:00〜17:00
・夜17:00〜22:00
という形で分割した時間利用が可能になるわけです。
仕事と夜の時間だけが通常だとすれば朝の4時間がまとまった有効時間のひとつになるということです。
毎日、個人のサマータイムを無理やり行うのではなく、早い時間に寝る時は次の日の朝をまとまった時間として活用してみるのがおすすめです。
会社のサマータイム制
会社も夏の期間は
・朝残業
を推奨しやすくなります。
東京都は朝の満員電車解消のために
時差Biz(「時差Biz広がるか」参照)を推奨していますが満員電車解消だけでなく仕事効率としても朝残業は有効な手段です。
夜に3時間仕事をするなら朝1時間仕事をしたほうが良いのです。
効率が3倍になるのは普通です。
・電話がかかってこない
・職場で他の人とコミュニケーションがない
のが朝の特徴です。
集中できる環境が自然と構築できるのも特徴だと感じます。
まとめ
やはり朝は
・自然と前向き
になります。
・気が進まない仕事
・手間がかかる仕事
・面倒だと感じている仕事
などは朝に回したほうが得策です。
メール返信を朝に行う方がメール文章が前向き、積極的になるのは必然です。
こうしたことを考えても会社でもサマータイム制を部分的に活用することはおすすめだと思います。