【fjコンサルタンツ365日Blog:3532投稿目】
日本は自動販売機王国
日本では自動販売機は見慣れた光景です。
しかし、この光景は日本特有のものです。
現金が入っている自動販売機を野ざらしに
できるのは日本の特徴です。
海外では自動販売機が狙われるので
数が限定されています。(対人口割合)
では実際に日本ではどの程度の台数が
稼働しているのでしょうか。
飲料自動販売機:244万台
食品・タバコ等自動販売機:24万台
乗車券・食券・入場券等自動販売機:6万台
日用品雑貨自動販売機:24万台
の合計298万台となっています。
https://www.jvma.or.jp/information/information_3.html
飲料自動販売機の売上は
・2兆円超
といわれています。
マーケットとしては存在感のある大きさ
なのです。
自動販売機の機能が増えている
自動販売機も進化を遂げており、紙幣や
硬貨だけでなく、Suica、Edyなどの支払い
も可能になっています。
今後はQRコードの支払いもできるように
なるのではないでしょうか。
表示も4ヶ国語に対応している自動販売機も
出てきており外国人旅行客を視野に入れて
いるのもわかります。
省エネに関しても進化しており、
・太陽ソーラーパネル設置
・ヒートポンプ機能
により以前より電気消費量を抑えています。
また、自動販売機に
・Wi-Fiスポット
を設置している機種もあり旅行時には
有益な機能のひとつとなっています。
災害時には、救援支援ができる自動販売機も
あり、バッテリーで稼働させて飲料水を供給
できるような機種も存在しています。
受付機能と決済機能を活かす
新しいサービスとして
・お弁当の受付、集金
を自動販売機で行う機能がはじまりました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33797900T00C18A8000000/?n_cid=NMAIL006
企業に置いてある自動販売機で
午前中にお弁当ボタンを押して
弁当代を払っておくと宅配して
くれるシステムです。
これだと、企業内の人の手間を
かけることなくお弁当発注、
集金ができるので工数削減になります。
お弁当を依頼する側も自動販売機なら
お金を支払う時に安心感があり
慣れているので、操作を新たに
覚えることもありません。
このように自動販売機は
・受注、受付
・集金、決済
機能が備わっている機材です。
しかも普及台数も多いので今後も
新たな機能追加により私たちの
生活が便利になることが予想されます。
コンビニエンスストアが少ないエリアでは
自動販売機が活躍するかもしれません。
今後も楽しみな業界のひとつです。