【fjコンサルタンツ365日Blog:3579投稿目】

ダウ平均株価

景気は秋の後半

米国のダウ平均株価が昨日大幅に下げました。

米国の景気は春夏秋冬で言えば

秋になっていると言われています。

 

人によっては秋の後半ではないか

と感じているようです。

 

秋の終わりになる頃にはまた他の

サインが現れてきますが、まだそこまでの

兆候は明確に出ていない状態です。

 

しかし、一気に進むこともありますので

注意が必要です。

 

今回の下げ方が「今までと違う動き」と

警戒する記事も出ています。

https://jp.wsj.com/articles/SB12259407672020524525204584524612794416216?mod=djem_Japandaily_t

 

こうした情報は両極端な意見が出て

来ますので、どこで判断するのか

迷います。

 

サイン(兆候)を知っておく

しかし、暴騰、暴落の少し前に

出てくるサイン(兆候)を知っておくと

判断しやすくなります。

 

実態の企業活動が衰退が掴めれば

景気が下がることは予測できます。

 

最も最初に企業活動の衰退がわかるのが

・企業の電力消費量

と言われています。

 

企業の電力消費量の推移を見ていれば

今後の経済の流れが見えてくるというのです。

 

電力は家庭で使われる量より企業で

使用される量の方が多い。

 

製造業は日本全体の3割程度を占めて

います。

 

ここが衰退すると日本が左右されるので

こうした数値は押さえておきたいところです。

 

金利の推移でわかること

他にも「金利」の推移は景気動向を先取り

すると言われており、ガス探知で使われる

「カナリア」のようだと表現されます。

 

長期金利が上がる下がるの動きが先取り

しているのです。

 

これは10年前のリーマン・ショック前にも

長期金利には兆候が出ていたと報告されて

います。

 

特に短期金利との差:長短金利差が

下がり始めたら景気衰退へと行くと

いうことです。

 

長短金利差がマイナスになれば「秋が終わる」という

サインになるのです。

 

ひとつの指標だけですべてを判断できませんが

複数の指標を見て、総合的に判断していくことに

なります。

 

ただはっきりしているのは景気は循環する

ということです。

 

サイクルがあるのです。

・10年サイクル

・20年サイクル

・60年サイクル

が有名なところです。

 

リーマンショックから10年が経過するので

10年サイクルに当たるのではないかと

推測する人が多いのです。

 

ともに今年来年はそんな年であることは

事実なので毎日の様子から敏感に反応する

ことが求められていると感じています。