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ILPとは新しい資金調達手法

【fjコンサルタンツ365日Blog:3599投稿目】

ICOが流行った

昨年、ICOが急激に広がりました。

ICOとは、Initial Coin Offeringの略で

新規 仮想通貨 公開と呼ばれるものです。

 

株式上場は株を公開することですが

ICOは株のかわりに独自発行したトークンを

公開することで資金調達をします。

 

トークンを手に入れるには仮想通貨が

用いられるのが特徴のひとつです。

 

審査がなく手軽に始められるので

新たな調達手段として

急激に広がった経緯があります。

 

しかし、詐欺まがいのものも多く

実情は一時期の流行りとして

認識されています。

 

ただ国内でもまだICOは続いており

ICOに関するプレセールは行われて

います。

 

今後、真っ当なICOが増え信頼が得られれば

再度ICOが広がっていくと考えられています。

 

海外ではICOを規制する国も出ており先は

明るいものではありません。

 

中国・韓国はICO禁止となっています。

 

またICOで調達した資金を売上とみなすのか

という議論も続いており決着がついておりません。

 

ちなみに売上という解釈になれば資金調達なのに

多額な税金がかかることになります。

会計上の解釈扱いが未だ不透明なのです。

 

ILPとは

ILPとはInitial Loan Procurementの略で

資金調達時に借入契約を電子化し、

ブロックチェーンに記録するという

仕組みです。

 

ICOの弱点を補う手法です。

ILPは仮想通貨での貸し付けを行うこと

になります。

 

貸し付けには契約書が必要になりますが

それをブロックチェーンで行う仕組みに

したのが特徴です。

 

ICOとの違い

ICOとの違いは

ICO投資:ILP貸し付け

となります。

 

貸し付けという形態になるので

会計上の解釈も透明になるであろう

というのが主旨です。

 

国の規制もかからない手法だと

期待されています。

 

ILPを用いれば金融機関に頼らず

世界中から資金調達できる仕組みが

またひとつ増えることになります。

 

資金調達は成長の要

成長スピードが速い会社では資金調達が

経営の課題です。

 

成長する時期は永遠には続かないときも

あるので資金調達をして一気に進めて

しまうのも経営のひとつなのです。

 

特に

・市場を席巻しシェアを取る

・競合が入って来るまでに稼ぐ

時はスピード勝負、短期間勝負になります。

 

ネットの世界でビジネスをする時は

こうしたスピード感覚があるとないとでは

まったく違う結果につながります。

 

あとは信頼性が担保されるだけ

こうした新たな資金調達は信頼性が

担保された瞬間に広がっていきます。

 

経営者間の口コミで広がるでしょう。

特に、ビジネスの内容が広く受け入れられない

場合は世界中から資金調達する道が

開花するかもしれません。

 

ようするにマーケットが小さい

ビジネスでも開花させられる可能性が

出てきたということです。

 

そう考えると会社規模というのは

今後はメリットが減っていくのではないか

とも考えられます。

 

今すぐ、ということはなくても

数十年後には違った形になるでしょう。

 

 

 

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/