【fjコンサルタンツ365日Blog:3601投稿目】
再配達する国は少ない
日本では宅配の再配達サービスが
当たり前になっていますが海外では
通常では行っていません。
(無料ではありません)
米国では再配達しないのが基本です。
ドア前に置くのがデフォルトなのです。
荷物がなくなったら盗難保険が適用
されるので問題がないという考え方です。
他の国では再配達サービスは
・有料
となっているときもあります。
有料オプションとなっているのです。
無料サービスが重荷になっている
日本では通販が伸びているため、
宅配の個数が伸び続けています。
そのため無料の再配達サービスが重荷に
なっています。
再配達される宅配の個数は全体の
と言われており、ここがコストアップの
原因ともなっています。
そのため再配達対策として
・ロッカー設置
が増加しています。
駅前に受け取りのロッカーを設置している
楽天等もあります。
受け取り専用のロッカーです。
コンビニ受け取りは広がらない?
コンビニでも受け取りができますが
それほど広がっているように感じません。
ひとつにはコンビニのバックヤードには
面積の制約があり大量の宅配を保管
しておくことができません。
コンビニのオーナーにとっては場所を
取られてしまうサービスのひとつです。
あと近所のコンビニで荷物を受取ることで
自分の個人情報が知られてしまうのを
嫌悪する人も一定層いると感じます。
そのためか今後も利用が限られると
思います。
マンションは宅配ロッカー
マンションやアパートに関しては宅配ロッカーが
設置されるケースが増えました。
ただこれも住人の数とロッカーの数が
折り合わず、あふれる荷物も出てくる
ので根本的な解決にはなっていません。
あるアパートでは、宅配ロッカーで
個人間の荷物の受け渡しはやめるように
通達が出ているようです。
宅配以外の利用で使われていることも
あるようです。
場所の制約がないところで増える
となると宅配ロッカーに関しては
場所の制約があまりないところで
増えていくと感じます。
そこに関西電力が電柱吊りの宅配ロッカーを
実験し始めました。
アパート横の電柱に宅配ロッカーを
設置しているのです。
これならアパートの設置場所の制約を
受けません。
電柱なら数が多いので設置場所を選択
することも可能です。
しかも電力を取ることができ、電柱番号で
ロッカーの場所を特定することも容易です。
うまくいけば事業化される見込みなので
数年後には全国各地で電柱にロッカーが
設置されている風景が当たり前になるかも
しれません。
いいアイデアですね。