【fjコンサルタンツ365日Blog:3617投稿目】

昭和 公衆電話

 

平成の振り返り

平成が終わるので平成を振り返る

特集が増えてきました。

 

私の周りでは

・平成ってひと言で言い表しにくい

という論調で話題になることがあります。

 

特徴のない時代だと感じているわけです。

というのも、平成の前の昭和が強烈だった

というのがあるのでしょう。

 

昭和とは?

では昭和とはいったいどんな時代だった

のでしょうか。

 

昭和は戦前戦後に大きく分かれています。

戦後は高度経済成長期と80年代バブル期に

大きく分かれます。

 

戦前、高度経済成長、バブル

の3パートがあったということです。

 

ビジネスの振り返りとしては

高度経済成長、バブル崩壊後を

取り上げていきたいと思います。

 

高度経済成長とは

高度経済成長とは、世界に類を見ない

成長を続けた時代です。

 

マクロ的には市場が拡大を続けたので

売れば売るほど売れた、と思われ続けて

います。

作れば売れる、支店をつくれば売上げが

増えるといった感じです。

 

イメージ的には、簡単に売れたような

感覚で話しをされることがあります。

 

ただ、競争がなかったわけではありま

せん。

景気が良い時ほど、競争は激しくなる

ものです。

 

誰しもが可能性を感じ、結果を求めて

邁進するからです。

裕福になりたい、物質的な豊かさを

求めていたので仕事の成果と生活が

密接に繋がっていたわけです。

 

そのためビジネスパーソンが休みなく

働いたのは事実です。

 

休日は週一日、しかもその休日の中で

休日出勤していた時代だと聞いたことが

あります。

 

安易なイメージを持たれることに嫌悪感が

ある人も多いのではないでしょうか。

 

80年代バブル期

80年代バブル期は高度経済成長の続きとも

いえますが独特の時期でした。

 

不動産の異常な値上がり、株価の上昇が

特徴的な出来事です。

 

不動産を営んでいる経営者のところに

金融機関が接待営業をし、お金を借りてほしい

とお願いしていたという事実が過熱した

状況をあらわしています。

 

そのあたりは書籍に生々しく記されて

いるので今でも確認可能です。

 

不動産や株をやらないのはバカだ、と

いうところまで加熱したのがバブルなの

です。

 

結局のところ、バブルに踊らなかった

企業や金融機関か良かったという結論に

なりました。

 

やらないのはバカだ、という空気の中で

空気を読まず、ガンコに自分を貫いた

方が良かった時代と検証されています。

 

平成はおとなしい時代

バブル崩壊後に始まったのが

平成です。

 

そのため平成という時代は総括しにくい

のです。

 

比較論ですが昭和のような強烈なことが

起こっていないのです。

 

おとなしいイメージになるのです。

詳しく見てみると平成もいろんなことが

あり、騒がしい時代だと思いますが

あくまで、人の感覚は比較論なので

致し方ないところもあります。

 

私は昭和からの近代史を学ぶことは

経営にとって大変重要だと考えて

いますを

 

いわゆる現在の経営の原型や文脈が

そこにあるからです。