【fjコンサルタンツ365日Blog:3464投稿目】

建設 好景気

景気連動型と非連動型の経営

サマータイムの季節になってきました。

朝起きるのが楽な時期なので時間を

有効に使うことができます。

朝日を浴びることで目が覚めるので

仕事は午前中に片付けてしまうのが

ベストですね。

さて、世の中は好況が続いていますが

企業経営というのは夜の中の景気と

連動する会社連動しない会社

分類されるのを実感しています。

連動型と非連動型になっている

わけです。

景気連動型と非連動の境界線

では何が境界線になっているのでしょうか。

景気に左右されるには

・規模

が必要です。

規模が小さければ景気には全く左右されません

景気が良くても、わるくても企業の業績に

連動しないのです。

規模とは、マーケットのシェアをここでは

指しています。

特定のマーケットにおいて

・シェア20%超

になると若干の影響を受けるようになるのです。

非連動型のビジネスモデル

他にも大きく影響しているのが

ビジネスモデルです。

景気に連動しないビジネスモデルが

あるのです。

それは、

下請けビジネス

です。

下請構造のビジネスモデルでは

景気に連動することは過去のことに

なっているのです。

大企業の下請けで儲けさせていただいたのは

古き良き時代となってしまっています。

今は、なんとか経営できる程度にとどまるのが

特徴です。

景気連動型に移行する

「大企業にしがみついていればいいんだ」

と先代が言っていたとある事業承継された

社長が語っていました。

ようするに、「何もするな」と言われて

育ったのです。

それが今になっては時代から取り残される

状況に陥っています。

そう、今後は景気連動型ビジネスに移行する

必要があるのです。

そのためには、今後伸びるであろう

ビジネスモデルに転換

するか、需要が見込まれる分野へ

ビジネスをスライドさせていく

ことです。

需要が小さくなるのではなく移動しただけ

「うちの業界はどんどん小さくなっているんです」

と説明される人を見ることがありますが

本当にマーケットが小さくなっているかは

正確に把握し、判断する必要があります。

というのも、単にマーケットが隣の場所に

移動してしまい、自分たちのテリトリーから

いなくなっただけ、ということもあるからです。

顧客の変化(需要の変化)に敏感に反応し

適応しなければならない、ということです。

結局は経営者の感度

結局のところ、経営者自身が景気連動型か

どうかを感じるかという感度によって

差異が出ていると思います。

不況業種だから、とあきらめている人に

とってはいつまで経っても変わらないと

いうことです。

感度を上げていく、感度を上げるために

トレーニングすることを優先したいと

感じます。