fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜隠れた事実を見抜き、現場を変え、経営の壁を超える。経営者の思考法 経営の展開図を公開〜

マーケティング・ミックスで顧客創造

【fjconsultants365日Blog:3,719投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

顧客創造につなげるには

新たに顧客を創造することは企業経営では避けて通ることができないのですが・・・何をどこから進めていけばいいのか。

顧客創造の大事さはわかっているけどそんなことより緊急度が高いことが社内にあるのではないか。

とかく新たな顧客を創造することは後回しにしてしまいます。

先送りにしても大きな問題は発生するわけでもないですし。

と思いながら、頭の中では「このままでいいのだろうか」という疑問もちらついたり。

そんな時にふと自分がやっているビジネスを客観的に眺めてみたい欲望にかられます。

今回取り上げるマーケティング・ミックスは客観的にビジネスを眺めながら顧客創造につなげる手法です。

時間が取れる時にゆっくり考えてみてください。

book

マーケティング・ミックスとは

マーケティング・ミックス(marketing mix)とは

「マーケティングツールの組み合わせ」

となります。

マーケティングツールとは具体的に

・マーケティングの手段

のことであり

・4P(理論)

・4C(理論)

が中心的な手段とされています。

4Pと4Cは対になっており、4P売り手視点:買い手視点4Cという関係性があります。

4Pとは

・商品、製品(Product)

・価格(Price)

・宣伝、広告(Promotion)

・流通(Place)

4Cとは

・消費者、エンドユーザー(Consumer)

・顧客コスト(Consumer cost)

・顧客コミュニケーション(Communication)

・顧客利益、利便性(Convenience)

となります。

関係性をまとめてみます。

4P(売り手側視点)4C(買い手側視点)
商品、製品(Product)消費者、エンドユーザー(Consumer)
価格(Price)顧客コスト(Consumer cost)
宣伝、広告(Promotion)顧客コミュニケーション(Communication)
流通(Place)顧客利益、利便性(Convenience)

という表であらわすことができるのです。

自分のビジネスを眺めてみる

上記の4P 、4Cという視点で実際に自分たちのビジネスを眺めてみるとわかることがあります。

それは、今までの取り組みに

・偏り

があることに気がつくのです。

売り手側の視点、売り手側の理論に比重を置いていたことがわかるのです。

あくまでビジネスは買い手側が存在して成立します。

買い手側の視点でマーケティングが構築されているかがポイントなのです。

town

たとえばグリーンコンシューマー

消費者(Consumer)も新たな層が出現(増加)してきています。

たとえば環境配慮型商品を好む消費者のことをグリーンコンシューマーと呼んでいます。

この層は欧米で広がりを見せており企業としては外せないポイントになりつつあります。

日本でも環境配慮型の商品を好んだり商品選択の基準にしている人が徐々に増えています。

こうした新たな顧客層を対象とした商品づくりやマーケティングを進めることは企業にとって「新たな顧客創造」となるわけです。

今まで対象としてきた顧客だけを見ているだけでは新たな顧客創造ができないという事例です。

まとめ:最適なツールを用いる

マーケティング・ミックスをまとめると

・市場

・顧客

に合わせて最適なマーケティングツールを用いることにつきます。

ツール群は今回取り上げた4P、4Cだけに限りません。

これだけでは網羅できない事象も世の中には発生しているのは事実です。

その謎を解いたり、特殊な解を求めることは経営の楽しみでもあります。

マーケティング・ミックスという手法で謎解きを習慣にするのもひとつの方法です。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。