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〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳

ストレスは感じなければいい

仕事のストレス。

予告なし、突然にやってきます。

 

予想外のことをされたり、言われたり。

こんな時、本当にしんどいものです。

 

寝られない、食欲がわかない、意欲が

出ない・・・。

 

仕事とはそういうもの」と言われて

あきらめればいいのでしょうか。

 

ストレスに耐える方法、気分転換する

方法、ストレスを減らす方法など

数多くあります。

 

私も何度も試してきました。

ストレスが発生した後の対処方法も有効

です・・・が、そもそもストレスが

発生しなければいいのではないかと

最近は頻繁に考えるようになりました。

 

そもそもストレスを感じない方法が

あるのです。

 

期待値で考えてみる

ストレスを感じない方法とは

期待値】を軸に考えることです。

ストレス発生の要因は場面ごとに

期待値】が高すぎることなのです。

こんな場面でこう期待値を下げる

事例を見ながら、期待値がどのように

高いのか、また期待値が低ければストレスが

発生しないのか見てみましょう。

仕事の場面ではわかりにくい側面があるので

生活の場面も含めて見ていきます。

お店が満員

買い物や食事、仕事ではランチ時など

行きたいショップがある時、期待値は

高いです。

 

ただ、行きたいショップほど人気がある

ので「満員」で入れないことがあります。

そんな時、「がっかり」するものです。

特に友人知人を連れて行く時はがっかり

というよりストレスを感じます。

 

こうした時も、「入れないのが当たり前」と

思えば、予定通りの満員でも「当然」という

ことになりますね。

駐車場が一杯

クルマ移動で仕事のアポイントに向かう時、

はじめての場所では駐車場に困ることが

あります。

 

たとえば、駐車場が突然減少したエリアでは

どこも「満車」ということがあるのです。

最近よく聞くのはビッグサイト(東京国際展示場)

周辺の駐車場。

ビッグサイトは東京オリンピックのため使用制限が

出てくるので、駐車場だったところに仮説展示場を

建築しています。

 

そのためビッグサイト周辺の駐車場の満車率が

上がっていると聞いています。

 

仕事のアポイントが決まっている時は、時間が

迫ってきますし、予想外の満車が多いと「焦り

というストレスがかかります。

 

仮に、周辺の駐車場がすべて満車なのが

当たり前と考えていればセカンドチョイスを

すればいいだけ。

ストレスは感じないはずです。

電車に座れない

電車に乗る時も、座れない時にストレスを

感じます。

 

特に、特急、新幹線に乗ったときには

乗車券と特急券を購入しているので

ストレスは大きくなります。

ただ、ゴールデンウィークや年末年始の

時は、そもそも座れないと思っているので

ストレスを感じない。

 

もともと期待していないのでストレスにならない。

ここがポイントです。

仕事のストレスも減らせる

仕事のストレスも生活の場面と同じ

構造があります。

 

ようするに期待値が高いので比例して

ストレスも大きくなるのです。

 

期待値を下げておけばストレスも低い。

時にはストレスも感じない。

 

そこを事例をもとに考察してみます。

これだけやっても給料これだけ

これだけ貢献して給料これだけ?

という声、聞いたことありますよね。

 

ここ1年間は私もよく聞くようになりました。

人手不足の業界が高待遇で求人しているので

給与を気にする人が増えているのを感じます。

 

しかし、他人の給与金額は知らなくていいこと

なのですが、なぜか耳に入ってしまいます。

 

聞いてしまうと比較することになり、それが

ストレスになってしまいます。

給与に反映されていない、と感じるのです。

貢献している部分から「これだけ」という

期待値があるのです。

具体的な金額で期待している人もいます。

 

この場合、期待値を下げることはできる

のでしょうか。

 

私もこのストレスに悩まされたことが

あります。

解決の糸口は「時差」でした。

 

給与や報酬というのは、自分の期待と

実際に入ってくるタイミングが

時間的に遅れてやってくる

という原則がわかったのです。

 

時間的にずれることが当たり前、普通だと

考えればストレスが減ります。

その期間は、「貯金している」と強制的に

考えるようにしていました。

 

今では、後から必ず入ってくるということが

わかっていますので焦ることもなく、ストレス

にもなりません。

 

なんでアイツが昇進?

「どうしてアイツが先に行くんだよ

他人の昇進に大きなストレスを感じる

ことがあります。

 

特に同期であったり、後輩スタッフに

抜かされたりすることは耐えられない

状況のひとつと言われています。

 

後輩スタッフだと

教えてやったのに、抜かしていくのか」

と複雑な心境に陥ることもあります。

 

このストレス、もともと「抜かされるはずがない

という期待値がストレスの原因です。

 

それであるならば、「抜かされる可能性」を

最初から想定していればいいだけです。

 

巨大企業も今日ガレージ(車庫)で立ち上げた

会社に抜かされる日がやってくる

という言葉があります。

 

この言葉を聞いた時、永遠に抜かされないという

状況のほうがおかしいと思ったのです。

 

そこからストレスが急激に減少したのを覚えています。

 

まとめ

こうして見てくると期待値を下げるれば

ストレスは急減します。

ストレスをそもそも発生しなくなることも

可能です。

 

ただ期待値を下げるということを

「仕事のやる気を下げること

モチベーションを下げること

と勘違いする人がいるかもしれません。

 

それは間違いです。

仕事は全力、意欲100%が理想です。

しかし、結果や直面する状況に関しては

期待値を下げておくこと、なのです。

 

このバランスをかならず取るようにしてください。

全力を尽くしながら仕事に取り組みながら

結果に関しては冷静に期待せずに受け止める。

 

この習慣が身につけばストレス自体をなくす

ことができるということです。