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〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳

100回まであと21回

長野県松本市で毎月開催されている
松本考動倶楽部。
昨日は第79回を終了しました。

2013年からスタートして6年半超。
主催は株式会社テオリアランバーテックの丸山専務。
https://bit.ly/2Ups9AP

来月は80回となり、あと21回で100回へ。
ここまで来ると100回という数字が視野に入ってくるのだと
感慨深いものがあります。

継続する勉強会

この勉強会は
「成長意欲の高い経営者、経営者候補者が集まり
切磋琢磨しあいながらビジネス・人生をみんなで学び
成功へ向かっていく」
ことを趣旨として運営されています。

社外のしがらみのない勉強会であり、関係性が自由な
形態の集まり(コミュニティ)でもあります。

こうした勉強会が継続していることは稀有なことで
運営者の方の力量が高いことを示していると感じます。

講師として60回

私は講師として今月で5年間(60回)が経とうとしています。
月1回だけ2時間半だけですが、このコミュニティに講師として
通っています。

この会を通して理解したことがいくつかあります。

そんな中から今日はコミュニティのイロハを考えていきたいと思います。
コミュニティはこれからのビジネスでは欠かせない部分だと理解している
人はどれくらいいるのでしょうか。

今後、数十年に渡ってビジネスは「コミュニティ」の存在抜きで成立する
ことはありません。
広がることもありません。
その点をわかった上で考えていきたいと思います。

運営にはポイントがある

勉強会やコミュニティを運営するにはポイントがあります。

  • 雰囲気づくり
  • 趣旨の実現(コンテンツ)
  • 自由さ

の3つです。
1つずつ詳細を説明していきます。

①雰囲気づくり

勉強会やコミュニティの雰囲気をつくるのは参加者の方です。
運営者でも講師でもありません。

参加者の方に対して、距離感を保った関係性が求められます。
運営者、主催者が参加者の方をコントロールしようとすれば
嫌われます。

雰囲気を意図的につくろうとしても無理があるということです。
そのため、参加者の方が良い関係性を構築できる配慮があると
スムーズに進んでいきます。

参加者の1人が勉強会の雰囲気を独り占めする時には、運営側が
関わりを持つことも時にはあるということです。

勉強会に参加される時には上下関係もありませんし、お互いが
切磋琢磨するだけの空間でしかないからです。

その点を理解できるような雰囲気を醸し出すことが運営側に
求められていると感じます。

②趣旨の実現(コンテンツ)

勉強会には趣旨があります。
ビジネスで向上する、成長する、という趣旨の場合は
参加することで成長を「実感」できなければ参加者が続くことは
ありません。

ここはシビアに問われます。
単なる趣味のサークルと違い、社外で勉強することが
継続しにくいのは得られる内容が問われていると感じます。

何を勉強会で提供できるのかが問われてしまうということです。

③自由さ

勉強会やコミュニティにおいては「自由さ」は必須。
参加される方に条件を設けてしまうのは厳禁です。

参加も自由ですし、途中参加、途中退出も自由。
中には懇親会だけ参加する方もいます。

どれも自由ですし、時間が取れる時に参加していいという
自由さが支持されると感じています。

まとめ

「継続するには理由がある」に尽きると思います。
継続させるには開催趣旨がブレないこと。
急いで結果を求めないことです。

将来、こうしたコミュニティを継続できる価値がわかる時が
きます。
仕事につながることもありますし、人生が豊かになることも
あるでしょう。

人はひとりでは生きていけません。
他人との関係性において仕事、人生を充実させているので
コミュニティを外すことはできないのです。