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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
自己判断でまちがっているならば
「自分で判断した?」
「相談しなかったの?」
仕事で問題が発生したとき、誰がどの場面で判断したのかが
キーになります。
自分で判断することは正しい、と思い込んでいる人がいます。
自分の判断が間違うような経験しかない若手の人の中に
自分で判断することが正しい、自分で判断していくことが
成長だと思い込んでいるようです。
小さなことなら問題ありませんが大きな問題を引き起こしてしまう
ことがあるので注意が必要です。
成長するには最初は考えずにマネるだけか
成長するときは自分で考えずに人からのアドバイスを
取り入れることです。
最初、自ら判断することは最初は0%。
その後、経験によって徐々に自己判断率を高めていきます。
失敗をする人は
この徐々に判断率を高めていくということができていない。
一気に自己判断率を高めてしまうのです。
一気に80%にしてしまう現象。
ほとんどを自分で決めることができると思いこんでいる。
そんなことをしているのです。
ではどうすれば壁を越えていくことができるのでしょうか。
最初はすべてをマネるということを考えます。
目指す人を1人ロックオンします。
その後、その人のマネをする、と考えますが
それがすべてでもありません。
というのも、マネをすると目指す人とのギャップに気がつくだけで
だんだんと気力が失せていくこともあるからです。
「あの人は特別だ」
「あの人だからできるんだ」
という自己納得をしてしまう。
そうであるならば、マネるという意識を捨てて、
近くにいるだけ、接する時間が長くすることからスタートするのです。
近くにいれば自然に移植されていきます。
模写されてきます。
この流れを焦らないこと。
ここが重要。
時間が解決する
成長に行き詰まりを感じているときほど、時間を流すことです。
時間をかけることです。
すべては時間が解決します。
毎日、全力で努力すればするほど無力感を味わうときはあるものです。
そんなときは、目指す人の近くにいるだけでいい。
そこから何かを学ぶという意識がなくてもいい。
半径数メートル以内にいるだけでいい。
そのように考えて過ごすのです。
個人の悩みが半年以上続くことは少ないという事実をしっておけば
この法則は理解できるはず。
これを停滞だと思わないこと。
時間は貴重ではありますが、一定の速さで流れているわけでは
ありません。
速い時期もあれば、ゆったりとした時間の流れの時期もあるものです。
まとめ
成長させることを教育という。
教育とはある意味、他人の脳を自分の脳に移植させること。
そう考えるならば時間をかけてでも移植させることだと考えます。