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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
映像だからわかる
WEBに掲載するには動画がいい。
SNSで見せるなら動画がいい。
それはわかっていると思います。
しかし、動画の内容は何でもよいとは限らない。
また伝えたい内容によっても動画が得意なところと不得意な
ところがあります。
今回は動画が得意としている部分をみていきたい。
過程を見せるのは動画
動画に引き込まれるのは制作過程を見せるとき。
上記動画、下記動画はワンボックス車の荷台の収納作成を
動画で見せています。
電気工と大工とバージョンがつくられていますが見ていて
興味深い。
その仕事をしている人は参考になる部分。
どうしても荷台が片付かない人が多いからだ。
それを手作りで制作しているところを説明するには図面や
言葉ではなく、こうした動画の方が伝わりやすい。
説明ナレーションはいらない
こうした制作プロセスを見せるときはナレーションはない方が
集中して見ることができます。
音声が入ると言葉を理解するほうに意識がいってしまうので
集中力が下がる。
それより音声なし、音楽だけの方が映像に集中できる。
しかも、技術者を対象としているのでプロに対して説明は不要。
映像力だけで勝負しているのです。
キャラバン スペシャルサイト
http://www.nissan.co.jp/SP/NV350CARAVAN/CARAVANISTBASE/PROLUGGAGE/?scadid=AD_SYA_M2_OB_OUTB_PC_00431532
仕事ぶりを見せる
上記動画は足場の設置作業の一日。
自動車メーカーの動画なのですが、こうした仕事内容を伝える
動画は、求人採用ページに最適なのではないでしょうか。
特に未経験者を採用したい企業にとっては仕事内容を正確に
伝えることが大切。
採用後の定着率にも影響するからです。
正確に伝えながらも魅力ある仕事であることも提案したい。
だから映像が有効だと感じます。
実験もわかりやすい
耐久実験も動画だと過酷さが伝わりやすい。
たとえば上記動画の中でマイナス24.6度を表示がありますが
動画でシャボン玉が割れる瞬間を見るとマイナス24.6度を
実感します。
数値だけでは理解できない領域や未体験なことは映像があると
理解しやすいのです。
まとめ
ただ、映像は万能ではありません。
言葉や写真より情報量が多いので、下手に映像をつくると
企業や商品、サービスのマイナスイメージになります。
その点は注意したいところです。
特にユーザーボイス、お客様の声を映像で流している企業が
ありますが作り込んでいる会社は少ないような気がします。
もったいないと感じることも。
こうした映像のプラス・マイナス点を理解してからつくっていく
ことです。
そうすれば映像を流す側の意図が理解されると思います。