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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
どんなリーダーが扱いやすいのか?
あなたにとって扱いやすいリーダーとはどのような人ですか?
あなたの意見を聞いてくれるリーダーですか。
あなたに賛成してくれるリーダーですか。
相性が合うリーダーですか。
リーダーの中で扱いやすいリーダー像にはパターンがあるように
感じています。
今回は、そのパターンを振り返りながらまとめていきたいと思います。
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やさしいリーダーはやりやすい
スタッフから見て扱いやすいリーダーがいます。
たとえば
・やさしいリーダー
は、やりやすい部類に入ります。
「気に入れられたい」という気持ちが強いリーダーなので
スタッフに対して、とにかくやさしい。
丁寧に接している。
明確なゴールや目標を設定することがないのでスタッフから
みればやりやすいリーダーなのです。
普通に仕事をしていても、アドバイスもありませんが、注意され
たりすることもなく過ごすことできるのが特徴です。
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カッとなりやすいリーダーは扱いやすい?
では、すぐ怒るリーダーは扱いにくいのでしょうか。
どう思いますか?
個人的には「カッとなりやすい」リーダーは【扱いやすい】リーダーに
入ると考えています。
普段、すぐ怒るリーダーは嫌な存在。
細々とうるさい存在です。
しかし、リーダーに依頼ごとがあるときは交渉しやすい存在なのです。
マイナス点を指摘すれば
カッとなりやすいリーダーには、どこかマイナス点を指摘すれば
瞬間湯沸かし器のように怒り出します。
そうなれば、交渉事は進みやすい。
売り言葉に買い言葉で、大声にはなりますが交渉権を得る場面を
つくりやすいのです。
たとえばこんな感じ。
「○○リーダー、前回と言っている内容が正反対なのですが」
『そんなこと、ないだろ!』
「いえ、ちがいます。私たちには一貫性を求めているのに
そうではないんですね」
『なにを言ってるんだ!・・・・』
「・・・それなら、・・・」
といった状況のことです。
マイナスを指摘することで交渉しやすい状況がカンタンに
つくりやすいということ。
反応も予想しやすいリーダーとも言えます。
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リーダーは怒ったら負け
リーダー側から見れば、「怒ったら負け」は確定していることが
わかります。
リーダーを怒らすことで有利な状況をつくることを得意とする
人がいるからです。
そのような人は瞬間湯沸かし器型のリーダーを対象として得意としており
攻撃的。
頭の回転もはやく、手強い存在です。
挑発に乗ってはいけない
とにかく、リーダーは挑発に乗ってはいけない。
挑発に乗った時点で負けが決定します。
しかも、細かい点を突いてきます。
なので、リーダー側も油断をしていると挑発されてしまいます。
気を抜くことができません。
まとめ
「そんな挑発に乗るんじゃない」
とリーダーになったばかりのときに言われた人はいないでしょうか。
頑張りすぎ、一生懸命すぎるときも挑発に乗ってしまいがち。
スタッフから見れば、扱いやすい存在。
そんな状況は健全ではありません。
ある程度、リーダーが安定感を持ってビジネスを進めること。
そこが優先です。
扱いやすい存在では部門経営はスムーズにはできないのです。