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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

強制的にゆっくりさせられる

今日は関東エリアで生活、仕事がストップしました。
仕事では営業が取りやめになったり、休業日になったり
しています。
外出すると危険なので自宅で時間を過ごすことになっています。

今年は休日の度に雨が降り、台風が来ているように感じます。
強制的に自宅で過ごす時間が増えており、新しい気付きを
感じる人が増えることも予想されます。

ようするに、自宅で休日でもいいじゃないか、と感じる人が
増えてしまうということです。

特に関東エリアで2度の大型台風。
これは経済的に大きな打撃ですが、それ以上に大きなことが
今後襲ってきそうです。

時計

新しい気付き

夏、秋は行楽シーズン。
休日には旅行やドライブ、外食、イベントなど楽しみにしている
人も多い。
それが台風で延期や中止に追い込まれています。

今回の台風19号の影響で同窓会が中止になったり、全国大会レベルの
イベントが中止になったと聞いています。

仕方ないことなので、休みがなかなか取れなかった人も家で
過ごす時間が取れてしまったのが今回です。

強制的な休日が与えられたということです。
それにより、いくつかの新しい気付きが発生しており
今後を予想する上でもこの意識転換を無視することは
できないように感じます。

sky

停電による気付き

電気が止まる。
これほど不便だったことに気付きます。

たとえばテレビを見ることができない。
これだけで時間が余ってしまい、何をするのか考えてしまいます。

会話が増えることもあるでしょう。
メールが増えることもあります。
ただ、灯りがなければ読書もできません。
スマホ、タブレットがあれば読書などはできるかもしれませんが
バッテリーの残量を気にしながらになります。

自家発電できる環境を持っている人はほとんどいないので
いかに電気依存しているのかを実感し、また時間がいかに
長いのかを感じる瞬間です。

自宅の楽しみ

その一方で、自宅で過ごす時間が予想に反して楽しいと
感じる人も増えます。

外出、外食、旅行が生活を充実させていると考えていた人は
自宅で過ごす時間もいいじゃないの、と気付いてしまうこと。

外出せず家で過ごすことに工夫を見出し、またお金を使わなく
ても充実させられることに新しく気付く層が増えるということです。

これは今後の経済の動向を左右させるかもしれません。
お金を使わなくても大丈夫という層は以前からある一定層
いましたが、それが増えることは経済の停滞を招くかもしれないのです。

イス

まとめ

人の気持ちは一瞬にして変わります。
しかも同調性があるので伝わりやすい。
雰囲気に流される、という表現がありますがその通りだと思います。
今年の台風は後から振り返れば転換点のひとつになるのではないでしょうか。