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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
高いレベルで競い合う
スポーツの世界は高いレベルで試合をする。
国内で1番になれば次は世界を目指す。
プロスポーツ選手は、世界中のなかで最も高いレベルを求めていく。
海外に移籍までして最高峰を目指している。
「どこまで通用するのか」を試してみたいと考えているのでしょう。
この感覚、仕事をしている人にはあるのでしょうか。
ないのでしょうか。
会社の中では
会社の中ではどうでしょうか?
競い合うことが社内限定なので高いレベルでの競い合いまでに
なることは少ないかもしれません。
環境がそうなりにくい。
どちらかといえば、派閥をつくり、派閥の理論で動く世界。
限られた価値観で営まれている。
その価値観が絶対的であるので、レベルを競い合うより
社内評価だけを求めてしまう。
組織の力学は公平な他人評価とはならない。
上に昇進すればするほど無能になる、とある論文が喝破しましたが、
そのようなことを感じる瞬間も実際にはあります。
さらに高い地点を
社内評価ばかり気にすると成長スピードが落ちる。
評価者が限られるので、そこだけ注力すればいい
と考えてしまうから。
特定の人から評価されれば安心してしまう。
もう安泰かな、と気が緩み、緊張感を失う。
そうなると、全力で取り組むこともなくなり
失速する。
成長にブレーキがかかる。
個人の目標設定も消失してしまい現状維持が
ゴールになる。
このままでいけるだろう、と何の根拠もない
確信が芽生えてくるのです。
会社で高いレベルを目指す人
そうはいっても、会社の中でも高いレベルを目指す人が
います。
自分の名前で勝負したい、と言っていた人がいます。
会社名で勝負するのではなく、個人名を覚えてほしい、
個人名で仕事の依頼が来るようにしたい。
そう考えて仕事をされていました。
そこまで極端ではなくても、社外の外を向いて、社外の
評価も気にしながら仕事をしている人は高いレベルを
目指す傾向にあります。
また、「あの人のようになりたい」という具体的な
目指す人がいる場合も同様。
ライバルを想定している人も同じように常に高いレベルを
目指しています。
達成しても次の目標を設定したり、新しいライバルを想定
していきます。
まとめ
決して満足しない。
自分の能力は無限。
だから達成しても満足しない。
次の目標を探し見つけ、設定する。
達成した翌日からスタートがはじまる。
ある意味、満足不感症。
満足という感度が低い。
根底には、どこまで達成するのか見てみたいという気持ちと
無限の能力を信じている自分がいるのでしょう。
このような人のまわりには、人が集まる。
一緒に仕事をしたいと感じる。
そこがまた高いレベルのチームが形成される要因です。
まずは自分からスタートです。