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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
時短で学ぶ
この流れが来ました。
2年前から予測しておりましたがココに来て
取り上げられるようになっています。
マイクロラーニング。
3分程度の動画で学ぶオンライン研修のこと。
どこでもすぐに学べるため効率の良い学習法です。
スマホの普及を考えれば、短い動画で学ぶことは
増えると予想していました。
2019年には、事業承継のときに課題になる組織運営について
3分動画90本を撮影しております。
これも60分、90分、120分の動画をパソコンやスマホの
前で見て学ぶことが苦痛であろう、という予測から
その判断をしました。
「3分動画」 隙間で学ぶ(マイクロラーニング):日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO55640460U0A210C2FFR000/
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スキマ時間は何分か
スキマ時間の活用が生産性の向上につながりますが
スキマ時間とは何分なのでしょうか。
スキマ時間は忙しさによってちがいます。
人によっては30分がスキマ時間になるでしょうし、
忙しい人にとっては1分でもスキマ時間になります。
通常だと5分〜15分間程度がスキマ時間になります。
ココでは5分〜15分間をスキマ時間と想定しています。
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スキマ時間の動画は何分まで
スキマ時間に学ぶ場合、動画は何分がベストなのでしょうか。
スキマ時間が5分〜15分間とすると、学ぶ動画の時間は
10分以下になります。
ただ、スキマ時間の半分以上を使わなければならない長さだと
見る気になりません。
そのため、3分程度と言われています。
しかし、スキマ時間にニュースを見たり、SNSをチェックしたり
しなければなりませんので、オンライン研修の長さは
3分より短くなっていきます。
1分が限界になるでしょう。
ちょっと早口、テロップ表示(テキスト表示)がある短い動画が
今後は増えていくでしょう。
時短の流れは加速すると思います。
まとめ
生活時間も仕事時間も加速する流れは続きそうです。
良いとか悪いという意味ではありません。
そのような流れになっているのです。
音楽の業界もCDから1曲毎に購入するようになってから
イントロの数秒で購入決定されるようになりました。
サビが頭にある「サビ頭」の曲が売れるようになり
曲作りが変化しました。
最近はそれが一巡し、イントロは長めになりつつあります。
このように、オンライン研修も変化があっていいでしょう。
企業研修の世界は「革新」がまだ起こっていない業界のひとつです。
時間をかけて集合研修をする意味が今後は問われます。
それより、1分間のオンライン研修の頻度を高めたほうが
知識転移、能力アップし業績につながる研修になる時代が来ます。
あとは、どの会社がその革新を起こすかだけです。