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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
クルマ移動増える
混雑している場所に行きたくない。
混雑している乗り物に乗りたくない。
そうなると、移動手段がかわります。
クルマ移動は増えているでしょう。
実際に「これからはクルマ移動しかしない」
と言っている人がいます。
電車なども混雑しない車輌(グリーン車)の混雑率が
高まっています。
先日も、帰宅時間ではない夕方でも混雑している
状況を目にしました。
接触する率を下げる、距離をあける、といった
防御したい気持ちのあらわれです。
3連休
3連休の真ん中である今日。
所用で高速道路利用の移動をしました。
300km程度の移動。
混雑状況は、いつもの祭日と変化なし。
朝の渋滞状況を確認しましたがいつもの
祭日と同じような時間対で同じような渋滞が
発生しています。
ただ都心は閑散としているようです。
3連休なのに人が少ない。
出歩いていない。
昨日の夜に立ち寄った外食も閑散としており
コロナウイルスの影響を感じます。
全員自宅待機の想定を
経営は最悪を想定しなければなりません。
大手IT企業のGMOインターネット株式会社は
1月末から社員の9割にあたる4,000人を自宅勤務に
しています。
最初は2週間の予定でしたが延長して現在も続行中。
これを見てどう感じるのか。
何を準備しておくのか。
ゲーム会社の株式会社ブシロードは自宅勤務用に
ノートパソコンのまとめ買いをしています。(50台程度)
各社が自宅勤務をはじめる頃にはノートパソコンが品薄に
なるのではないかという危惧から準備しています。
もし、そんな事態になればノートパソコンの市場は
中古も含めて高騰するでしょうし、欲しいときに手に入らない
ことにもなりかねません。
最悪想定してから順次下げていく
危機管理の原則は
・最悪を想定し準備
し、状況によって
・対応レベルを下げていく
のが正しい。
失敗する危機管理は
・そこまでわるくはならない
と予想し、状況が想定以上になってから
・急いで対応
するパターンです。
実際には、急いで対応しても後手にまわり
予想以上のマイナスになってしまう。
これでは危機管理にはなりません。
まとめ
自分ひとりだけなら対応が後手にまわっても
ガマンするだけですが、経営ではスタッフもいるので
そうはいきません。
今から準備しておく必要があるものについては
先回りして購入しておく。
後からでは何も購入することはできません。
現在でも、
・マスク
・消毒用アルコール(消毒液)
などは購入できない状況が続いています。
中にはトイレットペーパーまで品切れになっていると
聞いています。(製造ができなくなる噂のため)
震災後のときのように、地方の知り合いに購入してもらい
送付してもらっている人もいます。
全国規模の話しになってきています。
経営としては、自宅待機になったときの想定だけは
シミュレーションしておくべきでしょう。