【fjconsultants365日Blog:4,083投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
こちらは減少
「インフルエンザは減少してます」
「胃腸炎も少なくなったようです」
と言われて調べてみました。
確かに1月のインフルエンザは昨年と比較して少ない。
減少傾向にあります。
厚生労働省のデータから抜粋してみます。
今年2019-2020のピークは20万人程度↓。(週間受診患者数)
(2月末までのデータです)
昨年2018-2019、一昨年2017-2018の週間受診患者数ピーク数は
・50万人超
でした。
累計でも今年は413万人減少になっているようです。
(1,108万人から695万人へ:
https://weathernews.jp/s/topics/202002/290065/ )
実に4割減。
半分近くまで下がっています。
要因はコロナウイルスによって
・意識が高まった
・予防が功を奏した
・手洗いをしっかりするようになった
・うがいをするようになった
が予想できます。
ただ、今年は暖冬で湿度も高かったので予防が功を奏したと
言い切ることはできません。
意識が高まるとき
意識が高まったことが結果につながったとはわからない部分が
ありますが、意識が高まっているのは事実です。
その点を考えてみます。
今回意識が高まったのは次の理由はどこにあるのでしょうか。
それは、
・未知のウイルスなので致死率が不明
・治療法がわからない
といった不安から意識が高くなったと見ています。
要するに「先行き不透明」が原因です。
ヒトは先行きが見えないときに不安を増大させます。
果てしなく不安を大きくさせるヒトもいます。
インフルエンザは数百万人がかかりますが、大きな
不安まで抱く人は少ない。
なぜなら治ると感じているから。
今回の新型コロナウイルスはまだ治療法が確立されていません。
そのため不安を大きく感じるわけです。
まとめ
仕事で不安を取り除くためには何をすればいいのか。
経営で不安を減らすにはどうしたらいいのか。
それは、「不透明の透明化」がカギ。
不透明には
・先行き不透明(将来不透明)
・リスク不透明
・顧客不透明
・組織不透明
があります。
それを透明化しておくと気分的に楽になれます。
特に事業承継されるときは不透明の透明化が承継のポイントに
なるでしょう。
透明化するために時間をかけるべきと感じます。