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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
こちらは減少
「インフルエンザは減少してます」
「胃腸炎も少なくなったようです」
と言われて調べてみました。
確かに1月のインフルエンザは昨年と比較して少ない。
減少傾向にあります。
厚生労働省のデータから抜粋してみます。
今年2019-2020のピークは20万人程度↓。(週間受診患者数)
(2月末までのデータです)
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昨年2018-2019、一昨年2017-2018の週間受診患者数ピーク数は
・50万人超
でした。
累計でも今年は413万人減少になっているようです。
(1,108万人から695万人へ:
https://weathernews.jp/s/topics/202002/290065/ )
実に4割減。
半分近くまで下がっています。
要因はコロナウイルスによって
・意識が高まった
・予防が功を奏した
・手洗いをしっかりするようになった
・うがいをするようになった
が予想できます。
ただ、今年は暖冬で湿度も高かったので予防が功を奏したと
言い切ることはできません。
意識が高まるとき
意識が高まったことが結果につながったとはわからない部分が
ありますが、意識が高まっているのは事実です。
その点を考えてみます。
今回意識が高まったのは次の理由はどこにあるのでしょうか。
それは、
・未知のウイルスなので致死率が不明
・治療法がわからない
といった不安から意識が高くなったと見ています。
要するに「先行き不透明」が原因です。
ヒトは先行きが見えないときに不安を増大させます。
果てしなく不安を大きくさせるヒトもいます。
インフルエンザは数百万人がかかりますが、大きな
不安まで抱く人は少ない。
なぜなら治ると感じているから。
今回の新型コロナウイルスはまだ治療法が確立されていません。
そのため不安を大きく感じるわけです。
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まとめ
仕事で不安を取り除くためには何をすればいいのか。
経営で不安を減らすにはどうしたらいいのか。
それは、「不透明の透明化」がカギ。
不透明には
・先行き不透明(将来不透明)
・リスク不透明
・顧客不透明
・組織不透明
があります。
それを透明化しておくと気分的に楽になれます。
特に事業承継されるときは不透明の透明化が承継のポイントに
なるでしょう。
透明化するために時間をかけるべきと感じます。