【fjconsultants365日Blog:4,096投稿目】経営コンサルタント藤原毅芳執筆
世代年表
マーケティングを考えるとき「対象顧客」を
絞りますが、対象顧客について抽象的すぎると
反応率が低くなってしまいます。
「何を求めているのか」
「どこに価値を感じるのか」
といった部分が不明瞭。
これではビジネスになりません。
そんなとき、「世代年表」を眺める↓。
(クリックすると当たらいく表他されます。
個人的に世代年表を眺める時間は長い。
見ていると楽しい。
対象顧客の生まれた時代、影響を受ける青年期がいつの時代なのかを
想像しながら見るだけで、対象顧客が手に取るようにわかるからです。
なるほど、その部分を大事にしているんだ、と理解できるのです。
・上下関係
・自分の時間
・仕事優先
・おカネがすべて
・ライフスタイル優先
・家族優先
・休日優先
といった価値観がそれぞれ形成されている。
どれが、いいわるいではない。
単に時代によって形成されてしまっているだけです。
経験した時代によって違う
人は経験により価値観が形成され判断しています。
特に価値観が固まる青年期と成人期初期は大きな影響を
受けています。
世代によって大きく価値観や考え方、思考回路プロセスが
ちがうのを感じます。
世代のギャップ、ジェネレーションギャップと呼ばれる事象は
この世代間の価値観のズレが原因。
5歳ちがうと世代が変わってしまうのが普通です。
予想以上に繊細な部分です。
見た目では判断できません。
ビジネスで関係性を持つ人のバックグラウンドである
価値観は理解しておくのを普通としたいです。
デフォルトの状態が相手の経験、価値観を知っておくレベルです。
このときから考えていた
初めての著書は、世代年表をベースに書いています。
経験による価値観に合わせて営業トークを組み立てる。
そんな内容を提案しています。
営業トークは相手によって変える。
たとえ話しを使いながら相手の理解力を高めていく。
その作業が営業の仕事レベルを高めていくのです。
まとめ
マーケティングを理解するには、世代年表は外せない部分です。
最近は世代年表の細かさが増していると感じています。
1年経つと景色が変わる。
それが当たり前のスピードになっています。
今年はいつも以上のスピードに加速しています。
今までの集客では集まらないでしょう。
朝令暮改が求めれている業界もあるのです。
こんな時期だからこそ、あらためて顧客リストを
振り返り、フォローサイクルを構築するときが来ています。