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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

接触しないサービスへ

今まで買い物は【時短】というキーワードでした。
これが【接触しない】へと変わるのではないでしょうか。

買い物をするという行為が
面倒な作業
となっている側面は指摘が前からあります。

2025年、人は「買い物」をしなくなる 望月 智之 https://www.amazon.co.jp/dp/B081HX15LT/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_fXyGEbES38BN2

数多くの商品の中から自分が探している商品を見つけ出す手間
それが面倒なのです。
または、欲しい商品が決まっている場合、店舗に行っても商品が
なく他の店舗で探すのも手間です。
店舗で注文を出しても届くのは数日後。これも手間。

これでは通販が伸びるのも当然と言えます。
店舗で買い物する場面が残されるのは、買い物する楽しみである
「商品を選ぶ楽しみ」が残されている場面だけではないかと
予測しています。

ショッピングモールは「買い物」という行為にはフォーカスしておらず
ショッピングモール自体をレジャーランドのように考えています。
買い物自体は、「飽きられる」コンテンツだとわかっているのでは
ないでしょうか。

カーブサイド・ピックアップ

日常の買い物はどうなるのでしょうか。
スーパーへの買い物といった毎日買い物する行為や
最低でも週に1回は買い物していた行為です。

この領域はまだ通販へは移行していません。
生鮮食料品をネット注文で家に届けるサービスは
採算が合いにくく続かないのです。

そこで注目されているのが、
カーブサイド・ピックアップ】(Curbside pickup)
です。

ネットで注文して、クルマで店舗に行き、商品をすぐに
受け取るシステム
です。
手間を省けます。

たとえば
・広い駐車場を歩かなくてもいい
・広い店舗で探し回る必要もない
・レジで並ぶ時間がなくなる

といったメリットです。

ここが今、注目されるようになったのです。

ドライブ

まとめ

このカーブサイド・ピックアップが今回の新型コロナウイルスの
影響で急激に増えるかもしれません。

接触が限定されるからです。
新型コロナウイルスにより外出が減り、通販は伸びています。
店舗は売上減少ばかり。
しかし、このカーブサイド・ピックアップのサービスをしている
店舗は影響が少ない。
封鎖されてもカーブサイド・ピックアップは許可されているエリアも
あるようです。

カーブサイド・ピックアップはあらゆる業界店舗でも可能性が
あります。
普及してもいいのではないでしょうか。
ネットで選び注文をする。
店舗に行ったら、すぐに商品を受け取る。
もしくは、サービスをすぐに受けられる(待ち時間ゼロ)


これが当たり前になるでしょう。
そこに追随できない店舗は将来的になくなってしまう。
そう考えるのが妥当です。