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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

テレワークつらい

在宅勤務が今週から始まった企業も多い。
そんな中、在宅勤務を初めて経験する人もいるでしょう。

ホンネを聞くと
「テレワークつらい」
「保てるかわからない」
「時間を持て余してます」

だそうです。
想像していましたが思ったより速い展開です。

今回はそうしたテレワーク・在宅勤務の悩みを解決します。

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すべてがなくなった

つらいと感じているポイントは、すべてを自分で管理しなければ
ならないからです。

オフィスにいると
仕事をお願いされることがありますし、
電話もかかってくる。
来客もあります。
訪問することもある
ので時間が足りないくらい。

これが在宅勤務になると全てなくなり、仕事を自分で作り出さ
なくてはならない状況になってしまったのです。
しかも急に。

これでは対処しようがありません。

山脈

ポイントはひとつ

ポイントは時間攻略です。
時間の使い方。

時間を持て余さないよう自分で時間を埋めていく作業です。
そこが求められています。
時間の使い方でほぼ解決していきます。

事例から考える

時間の使い方を事例から考えてみましょう。
まずは実態から。

起床時間は通勤時と同じく時間の6:30。
通勤がないのでゆっくりニュースチェック。
いつもは無料のニュースアプリを使っていたが
今は経済新聞を読んでみる。

始業は8:30。
その前に着替えをする。
スーツではなく私服だが、気持ちを入れ替えるために
着替える習慣にしておく。

仕事スタート。
仕事エリアを家の中につくった。
別に何か新しく購入したわけではないが、ワークスペースを
決めた。

既存顧客のメール返信、受注手続き、納品手配、見積もり作成、
社内書類作成送付、提案書作成、と午前中は仕事がはかどる。

しかし、午後になると・・・仕事がない。
やることがない。

さてどうしようか。
リサーチを試みる。
といっても、ネットサーフィンに近い。
1時間もすると集中力が途切れる。
外に散歩でも行きたいところだが就業時間内だから行けない。

あと3時間どうしようか・・・。

という上記の現状があります。
これを改善していきます。

単に余っている時間である3時間をどうするのか。
この3時間に何をするのか決めていないのが失敗の原因です。
辛い要因でもあります。

時間を埋める

仕事は時間攻略で決まる。
そう言われています。
自分の時間をどこに投資するのか
それが将来を決めているのです。

今回在宅勤務によって時間が生まれました。
こんなチャンスはありません。
10年に一度しかないチャンスです。

思いきって自分への時間投資をすればいいのです。
仕事に関して自己能力を高める時期なのです。

自分の理想があれば、そこに向かって不足しているスキルを
新しく習得する。

営業職の仕事の人が時間を持て余しているケースが多いと
思いますが、営業職の人は『言葉を磨く』のを目指してほしい。

言葉を磨くとは、ひとつの商品・サービスに対して複数の
提案ができるようになる。
複数の視点で提案が自然にできる。
そのスキルを増やすのです。

そのためにはインプットだけでなくアウトプットする。
情報を入れる、書籍を読む、だけでなくアウトプットするのが
最短です。

アウトプットなき成長はありません。
最も苦手をする人が多い分野だからこそチャレンジすべき
ポイントです。

まとめ

明日やることを30分単位で組み立てる。
絶対に時間を空けない。
無駄にしない。

これがプロフェッショナルと定義しておくと退屈はありえないと
思います。

時間を持て余すなんてありえない、と自分で思えるくらい
・やりたいこと
・学びたいこと
・習得したいスキル
・チャレンジしたい分野
をリストアップしておきましょう。

これは仕事以外でも同様です。
プライベートの時間でも同じように、やりたいことリストを
つくっておくのです。

映画を見たいのであれば、映画リストをつくっておく。
読みたい小説があるなら、何を読みたいのか考えておく。
作家に着目してすべて読破するのもいいでしょう。
映画監督をひとりに絞って網羅するのも有益だと思います。

とにかくヒマにしない。
それだけです。

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『時間を持て余すなんてプロじゃない』