【fjconsultants365日Blog:4,165投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

人が殺到している?!

大型小売店舗、商業施設はまだ閉まっていますが、
それ以外では営業をし始めました。

来店状況を見ていますが、来店は少なくないようです。
予想より多い来店数のショップもあるようで雰囲気は
活況のように見えます。

ガマンしていた人たちが一斉に動いたのでしょう。
その点はいい感じです。

ただ、それだけではないようです。

買う金額は

来店が多いのはいいことですが、来店数の割には
売上高は少ない。
1人当たりの購入金額が減少しているようです。

人は動き出したが購入まで至っていない。
それが現実です。

なぜ少ないのか

なぜ購入金額が少ないのか。
欲しいけど買わない心理が存在しています。

わかりやすいところでは、
『先行き不安』
『将来不安』

です。

具体的には、6月〜8月の賞与が不安。
「賞与が出るのだろうか?」
「賞与が減るのではないか」

という不安があるのです。

不安から来る消費行動抑制は想定範囲内ですが
今回は抑制幅が大きい。
ショップで見ても、よっぽどのことがない限り
ガマンする。
買わない。

そんな人が増えているはずです。

100年に一度の出来事とアナウンスされれば、
このように消費をガマンするのは当然かもしれません。

通勤

交通量は?

鎌倉湘南エリアの今週末。
この時期だと、通常は混雑します。
特に晴天の週末は大混雑します。

クルマの渋滞、ショップや飲食店では外まで
行列ができています。

今週末の状況を見てきましたが、例年と比較して
やはり少ない

人は出ていますが、例年と比較すると3割〜4割減
だと感じます。

まだ県外から遊びに来る人は少ないようです。
県外への移動は自粛を呼びかけているので
その通りに行動しているのがわかります。

本格的に増加するのは、自粛要請解除後の
6月下旬からでしょう。

まとめ

海外のロックダウン期間は、約3ヶ月間程度でした。
日本も4月からスタートして結局のところ3ヶ月間
自粛が続くようです。

日本はロックダウンまでの拘束力を使わないまでも
自粛というコトバで大多数の人が行動を控えています。

日本独自の手法ですが、ヒトの行動が抑制される
という意味では同じです。

また3ヶ月間はロックダウン状態になるのは、想定
範囲内であり、予想の範疇です。

あとは、今後の回復スピード。
回復期のスタートラインへと並ぶことができるのかが
カギになります。
心配な点はまだありますが、様子を見ながら
判断していきたいところです。