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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
急拡大市場
「宅内フィットネス」市場が急拡大しています。
単なる家でフィットネスするという意味ではなく
オンラインで繋がっているのが特徴。
オンラインレッスンの宅内フィットネス需要が
増加しているのです。
これを単なるオンラインで行っているフィットネスと
捉えると大きな間違い。
裏側には大きな変化が読み取れます。
「宅内フィットネス市場が沸騰」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61445340T10C20A7000000/
フィットネス業界は、
・スタジオ
・訪問型(自宅出張、派遣型)
の2種類でした。
フィットネス業界で独立をする、イコール
スタジオを所有することが当たり前だったのです。
スタジオを自分で所有するまでは、他人のスタジオ
を間借りしたり、出張型で自分の顧客をつくって
いくしか方法がありませんでした。
オンライン型:経営側メリット
オンライン型のフィットネスはメリットばかり。
大きなスタジオを所有する必要もない。
(配信は自宅でも可能)
スタジオのキャパに限りがない。
参加人数は無限。
と費用面でもコストを下げることが可能で、
売り上げに関しても場所の制限がなくなり上限が
撤廃されるのです。
ここで考えたいのは、フィットネス経営側のメリット
だけではないことです。
顧客側のメリットに注目したいのです。
顧客側メリットに着目
顧客目線でフィットネスを考えてみると
・スタジオに通う
のがマイナス点。
通い始めたがフィットネススタジオへだんだんと
足が遠のいた経験がある人もいるのではないでしょうか。
そう、通うというプロセスがハードルだったのです。
これがオンラインだと完全に消滅します。
障壁がなくなり、通うという手間とストレスが無く
すぐにフィットネスに参加できるのです。
訪問型は自宅に他人を入れることになるので、これも
ハードルがあります。
部屋をきれいにしなくてはならない、という手間が
かかるからです。
そう考えるとフィットネスとオンラインは相性が
良いことに気付かされます。
今までオンライン型フィットネスが流行らなかった
理由が見当たりません。
新規が急に流入した
他の側面からオンラインフィットネス市場を見ると
新規顧客が急増しているのがわかります。
参加しやすいので、今まで通うのをためらっていた
顧客が急に流れ込んできたのです。
フィットネススタジオに行き、参加申し込み手続きを
する。
そして通い出す。
このプロセスが好きな人もいますが、その一方で手間だと
感じる層もいるわけです。
まとめ
・通うのが手間
・でも家で1人では続かない
といったニーズを解決したのがオンラインフィットネス。
このニーズを解決していない業界はまだまだ多い。
まわりのビジネスを見渡してください。
まだ顧客ニーズを解消していないことに気づくのでは
ないでしょうか。
ビジネスの展開に終わりはありません。
これからが楽しみなのです。