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古民家

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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

クリエイターのハードル下がる

写真、映像、Web、リーフレット、カタログ、ロゴの作成は専門の企業だけの世界でした。

専門のデザイン会社などに発注をしなければならなかったのです。
自分たちでは作成できない。
そんなハードルがあったのです。

2002年にハードルが崩れた現象が起こりました。
ひとりで作成された短編アニメーションが衝撃を与えたのです。

このとき、将来はひとりでも作成できる時代が来る、と予言した人もいました。
アニメ界のことではなく、ビジネス領域において自社で作成できる時代がくると予測していたのです。

20年近くが経ち、その予言が的中しているのがわかります。
ビジネスに必要なツール類は自分で作成できます。
しかも現在はクオリティーもプロと見分けがつかなくなりました。
細かい点はもちろん劣ります。
しかし、ツールを見る顧客が見分けられない程度まで差が縮まっています。

写真は一眼レフを使えばプロ並みに撮影できる。
これが現在はiPhoneやスマホでプロのような写真ができあがります。

Webも同様。
WordPressというCMSが広がり自分たちでWeb制作、更新ができるようになりました。
さらに簡単なCMSも出てきており、さらにハードルは下がっています。
ちょっとオシャレなWebなら1〜2日間でできあがるでしょう。

リーフレット、カタログ、ロゴ作成も無料ツールがWeb上に数多く出てきています。
それを利用すれば、もっともらしいリーフレット、カタログも自作可能です。

素材となる写真も無料利用できる範囲が広がっており、益々プロとの差が小さくなっているのを感じます。

映像自作が流行り

今年に限って言えば映像の自作が流行です。
動画作成とも言われていますが、スマホだけでも動画撮影、編集までできてしまいます。

プロモーションビデオ(PV)も制作する工数が激減しています。
ストーリーを構想する時間を除くと実質の作業時間は数時間、半日で終わるのではないでしょうか。

映像業界もバーゲンセールが発生しそうです。
技術料と呼ばれた売り上げが蒸発してしまいそうです。

テクノロジーは便利だが

テクノロジーはユーザーにとって大きなメリット、利益をもたらします。
しかし、それまで売上・利益を得ていたプロフェッショナル企業は売上・利益が消滅します。
これを進化と呼んでいます。
プラス、マイナスの両面があるのが進化なのです。

まとめ

個でもビジネスを展開できる。
そう言われて久しいですが、まだ実現している例は少ないと感じています。

今後は、企業内に光る素質を持った個を確保できるかがカギになるでしょう。
というのも、能力の高い人ほど、ひとりでビジネス展開しやすい環境ができあがりつつあるからです。

こうした創造性豊かな素質を見極めるコツがあります。
好奇心です。
好奇心旺盛な人ほど、創造的分野、クリエイティブ領域が伸びます。

逆にスキルがあっても好奇心レベルが低い人は今後の伸びが期待できません。

新しいことに異常に興味を持っている人財を探していくのもひとつの方法だと感じます。