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今後の雇用を予測する

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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

コロナ禍の雇用・就業

新型コロナウイルスによる雇用・就業への影響等に関する調査、分析PT』(行政法人の労働政策研究・研修機構の調査)が公開されています。

10月の調査なので、『5〜9 月の生産・売上額等の変化』をリサーチしています。

結果

報告書は全28ページ。
リサーチの企業数は、有効回答1591社。

リサーチ結果を抜粋すると↓

飲食・宿泊業
現在の経営環境が続けば半年以内に雇用維持が困難になる企業
43%
(全産業だと:18%

https://www.jil.go.jp/press/documents/20201216.pdf

とあります。
10月の状況で、半年以内が43%。
現在の状況で同じようなリサーチを行ったら数値は増加しているでしょう。

飲食・宿泊業は、8月と12月が繁忙期であり、売り上げが通常の倍は見込めます。
しかし、今年に限って言えば、8月と12月がコロナ禍の影響がもっとも大きく、売り上げは通常月より減少するのではないでしょうか。

繁忙期に対する期待が膨らむほど、結果に対する落胆は大きくなってしまいます。

43%という結果の内訳は下記のとおり。↓

①すでに雇用を削減:5.6%、
②2、3カ月ぐらいで削減:11.4%
③半年ぐらいで削減:26%
合計43%

https://www.jil.go.jp/press/documents/20201216.pdf

年内と3月度

12月と3月度は区切りの月。
特に、12月は『何かを止める』て『新しいこと』を考える雰囲気が出てきます。
そのため、あらゆることが決断されていきます。
年明けには、変化の兆候に気がつくでしょう。

5月と9月の比較

2020年5月と9月の売り上げ比較。

  • 増加した企業:46.5%
  • ほぼ同じ:31.1%
  • 減少した企業:22.3%

となっています。
ざっくり大枠で見ると、8:2になっています。
2割は減少、残りは、横ばいか増加。

企業規模別を確認しても、同じような結果。
企業規模にかかわらず上記の結果になっているのが注目です。

まとめ

10月調査という点を考慮しながら見ていましたが、想像以上にネガティブです。
雇用調整は、大手企業が『希望退職募集』をしているのが報道されています。
現在上場会社のうち90社以上が、希望退職募集をしています。
上場以外の企業はデータがないのでわかりません。
ただ年明けから増加するのは予測できると思います。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。経営セミナー松本考動倶楽部は2014年から登壇し講義80回を超え、2020年からオンライン経営勉強会マナビィーズとしてリスタート。0円コースもあります https://manaby.biz/muryo/