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景気動向を見る:リサイクルショップ

【fjconsultants365日Blog:4,388投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

景気動向

景気動向はどこで判断していけばいいのでしょうか。
メディアの情報も一つの有益な判断材料です。
もし、時間が許すのであれば現場も見ることです。
リアルな現場と統計データで検証するのがベストだと感じます。

リサイクルショップ

定点観測をしているリサイクルショップがあります。
年末年始が終わると店の中は在庫過多の状態になるのが普通です。
年末の大掃除で不用品がでるからです。
最近はメルカリなどで直接売却してしまう。
そのためリサイクルショップは苦戦しているということになっています。

しかし、今年は違うようです。
商品が溢れてます。
売る人が多いのでしょう。

もしくは、大量に処分した人が多いとも推測できます。
処分点数が多い場合、メルカリやヤフオクなどの直接販売は手間がかかり過ぎるのでリサイクルショップに持ち込んでいるかもしれないからです。

上場会社の推移

上場しているリサイクルショップの業績推移です。(株式会社トレジャー・ファクトリー)↓

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3093/tdnet/1917834/00.pdf

2020年4月に大幅な前年比ダウンをしていますが6月以降は前年比を上回って推移しています。

他の会社も見てみます。↓(株式会社コメ兵ホールディングス)

https://pdf.irpocket.com/C2780/HFxQ/pmlL/DOJt.pdf


コメ兵はコロナ禍で大きく下げており前年比を上回る月がありません。

先程のトレジャー・ファクトリーと違うのは、同じリサイクルショップでもコメ兵は高級品に特化した店舗作りをしているためです。
インバウンドで稼いでいたのでコロナ禍の影響を受けやすいビジネス構造だとも感じます。

下記↓はブックオフグループホールディングス株式会社です。
トレジャー・ファクトリーと似たような動きをしています。
4月、5月は大きく前年比を下回っていますが、6月以降は前年比を上回る業績です。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9278/tdnet/1916830/00.pdf

業界動向

リサイクル業界は、この10年間を振り返っても市場規模が拡大し続けています。

今後も大きくなるでしょう。
理由は、不用品を捨てるのではなく、簡単に手軽に販売するシステムが普及したからです。

リサイクルショップしかなかったところにヤフーオークションのようなサイトが普及、その後にメルカリも広がりました。

スマホひとつで販売できる時代になったことと、メルカリの利用者の年齢層が高くなっていることが要因です。
60代以上の利用率も上がっています。

まとめ

リサイクル、リユース、リデュースの3Rがリサイクル業界の提唱する内容です。
・リサイクル:Recycle
・リユース:Reuse
・リデュース:Reduce
環境に良いことをしている行為であり、「もったいないmottainai」を体現することでもあります。

これからは『環境』がテーマに取り上げられる回数が増えてきます。
暮らしも『環境』が主軸になりつつあります。
経営も同様に『環境』を考えた形になるのではないでしょうか。
今後も動向を見守りたい業界のひとつです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/