【fjconsultants365日Blog:4,404投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

標語

ふとニュースを見ていると標語が気になりました。
気になった内容について取り上げながら少し考えていきたいと思います。

標語には解決したい内容と、その裏側で解決できない現場の事実があると考えています。
その点を見極めてきたいと思います

しない、させない、見逃さない

この標語は「いじめ」についてです。
『しない、させない、見逃さない』

いじめの陰湿化は問題になっていますが、なかなか見抜けないこともあり、完全に解決されることがないと感じてしまいます。
この標語には次から次へと出てくる「いじめ」に対して意識させる目的があると感じます。

「いじめ」しない、させない、見逃さない

やらない、やらせない、見逃さない

こちらは残業の話。
国家公務員の超過勤務手当について。

残業代についてはテレワークも含めて全て支払う、と大臣が明言しました。
民間企業では当たり前のことが今頃になって国家公務員に出されるようになった感じでしょうか。
法律が違うので何とも言えませんが、ようやく同じ基準になったということなのでしょう。

今後の人財採用を考えると、残業について、休日については大きな問題なので、国家公務員も今から対策をしておかなければならないと思います。

安定した職業であっても、仕事内容が理不尽であれば人は集まりません。
人間とは、そのように判断する習性があるからです。
特に条件面の優先順位を高めに設定する人が増えているのは事実です。

「やらない、やらせない、見逃さない」

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68457960S1A120C2EA3000

まとめ

標語やスローガンは浸透するのか。
そう聞かれることがありますが、浸透はします。
しかし、言葉の力が必要です。

インパクトがありながら記憶に残るフレーズだけは浸透するのです。
リーダーは『言葉の力』を使いこなすスキルが求められています。
同じことを何度でも言い続けることもあるでしょう。
そんなときは、スローガンのように言いやすく、語呂合わせできる内容の方が浸透し結果につながります。
このスキルも達人を目指すのがリーダーとしては正解ではないでしょうか。