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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

スイッチオン

2月から風向きが変わりました。
変わったように感じます。
どのような表現が正確なのかはわかりません。
変わりはじめています。

振り返ると、コロナ禍になり1年間が経過。
今年の冬もコロナ禍は収束していません。
企業経営にフォーカスしてみると、業界によって大きく影響を受けたところもあります。
また、企業努力をはじめ、補助金、雇用調整助成金などでこの1年間を乗り切って来ました。

1年経てばコロナ禍も収束するのではという期待もあったと思います。
しかし、1年経っても状況は変わらず。
落胆している人もいるのではないでしょうか。

そうなると動かなくてはならない、とスイッチが入るのです。
特に年が明け心機一転スタートしたいという気持ちも後押ししているのでしょう。

まだ1年続く

コロナ禍の収束見通しは、最低でもあと1年程度はかかります。
ワクチンの普及もそうですが経済が戻るのに1年以上はかかるでしょう。
これも業界によって違いはありますが、大打撃を受けている業界はあと1年〜2年間のスパンで回復を考えておかなければなりません。

ここで何をするのか

今年は何をすべきか。
国も今年は『事業再構築』に方向をシフトしています。

https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/index.html

「企業の思い切った事業再構築を支援」事業再構築補助金

https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/jigyo_saikoutiku.pdf?0204

単なる補助金を出すだけでなく、事業を再構築することを求めるようになりました。
時代の流れに合わせて事業を再編成する方向性です。

まとめ

コロナ禍だから事業を再構築するきっかけにはなりますが、理想を言えば常に再構築するのがベスト。
ただ、自分たちの得意技が封じ込められた企業にとっては、現在の状況は生まれ変わるチャンスと言えます。

得意としていた強みや優位性が通用しなくなる状況は、大きなマイナスに見えますが、反転すれば大きなプラスです。
そう考えれば飛躍のチャンスが訪れたと解釈するのも一つの方法でしょう。

ゼロベースで再構築する人もいるとは思いますが、それはプラスの経験になりプラスの結果を導いていきます。
機会が与えられたと考えるといいのではないでしょうか。