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感情喚起されるポイントの変化

【10年超:fjconsultants365日Blog:4,447投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

感情喚起

人が商品を購入する。
それは感情が喚起されることを期待しているからです。
具体的には、下記のような感じです。

人がモノを買うのは、商品を手に入れることで何らかの感情が喚起されることを期待する

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しかし、最近では商品をリアルに購入しなくても『感情の喚起』を発生させられる。

だから、モノが売れない。
商品を購入しなくても満足しているのです。

成熟した、という見方もありますがそれだけとは思えません。

代替

リアルにモノを購入することで感情が喚起されるのは、現在では高額商品だけなのかもしれません。

他の商品はデジタル化されてしまっているからです。
物体のないデジタル化された商品で感情が喚起されれば、リアルな商品を買う必要もなくなります。

音楽は
レコード→CD→MD→iPod
といった変遷がありました。

映画も
VHS→DVD→Blu-ray
という変遷です。

しかし、音楽も映画もほぼデジタル化され、リアルな商品を買って感情が喚起されることはなくなった。
商品が届くまでの『待ち遠しい』という感情は存在していません。

音楽や映画というコンテンツで感情が喚起されるように変化しているのです。

人はどこかで

人はどこかで満たされれば満足です。
リアルに商品を購入するという儀式は過去のものになってしまう。
ジャンルによってはリアル購入が消滅していくのです。

リアル購入によって引き起こされていた感情の喚起が、他で代替されるのであれば、リアル購入は重荷になります。

デジタルと比較すると、
・ゴミが出る
・場所を取る
・劣化する
・飽きる
といったマイナス点が見えてくるからです。

まとめ

人がどこで満足するのか。
感情が喚起されるのか。
その場所を見極めるのがマーケティングです。

見極めができるほどビジネスが当たります。

最近は新たに感情を喚起させるサービスやコンテンツがすぐに飽きられる傾向にあります。
熱しやすく冷めやすい。
そのサイクルが短いほど、満足度が高くなっているのではないでしょうか。

ちょっとしたカンフル剤を求めているような消費です。
今後も感情が喚起される場所を察知し対応していきたいところです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。