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出張交際費が7兆円も減少している

【10年超:fjconsultants365日Blog:4,453投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

7兆円減

上場企業の出張、交際費などの経費が合計で7兆円減少。
出張や交際費の経費が7兆円規模だったと初めて認識させられます。
市場サイズとしても大きな市場が消滅したと考えて間違いはありません。

ただ、これは上場企業の合計数字。
上場会社だけで7兆円減ということは、企業全体ではいくら減少したのでしょうか。
軽く10兆円超は減少していると考えられます。

経費7兆円減

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD0350B0T00C21A3000000/

法人需要は安定している。
それも過去のことになってしまっています。
法人需要のビジネスは単価も高く粗利も高いビジネスです。

支払う顧客も法人経費なので支払いも軽やか。
大盤振る舞いすることもあったことでしょう。

他にもイベント広告費を削減しています。
新商品発表会のリアル開催をやめてオンライン化。
経費を大幅に削減しています。

こうした経費は現在節約され、どこに行ったのでしょうか。

投資へ

削減された経費は、大手企業の場合、
・デジタル人財へ投資
・二酸化炭素排出削減へ投資
・自動倉庫へ投資
とあります。

実益を狙った部分へ投資しています。
余力を貯めている企業もあるでしょう。
どちらにしても、削減した分は有益な部分へと注がれています。

経費削減のタイミング

経費削減は景気が良いときは実施するのが困難。
『なぜこの経費を認めないのだ』
と詰めてくる人がいるからです。
稼いでいるから経費も使っていいだろう、と主張する。

それが景気後退期になると黙ります。
なので、思い切って経費削減を打ち出せます。
無駄だった事務所スペース(会議室など)や無駄な倉庫スペースを減らすことができる。
また、聖域だった経費についてもメスを入れることが可能です。

こうしたエネルギーの必要な施策はタイミングがカギになるのがわかります。
数年に一度、10年に一度しかないのかもしれません。

まとめ

経費を使わなくなると
『使わなくてもいいのでは』
『今まで意味がなかったのか』
『効果が薄かったのではないか』
と気付かされます。

まったくの無駄とは思いませんが、なくなっても代替ツールがあることに気付かされる。
もしくは、目覚めてしまう。

ここが今後の焦点です。
気付かされた後の行動がどう変化するのか。
もしくは、緊急事態宣言が解除されれば戻るのか。
予測が分かれるところです。

戻るとしても速くて2年間はかかるでしょう。
個人的にはそう予測しています。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/