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見通しが立たない閉院も考えている医療機関

fjconsultants365日Blog:4,488投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

千葉県内医療機関632アンケート結果

千葉県の医療機関アンケート結果が出ていました。
医療機関に行く人が減っているのはご存知だと思います。
患者減少は医療機関の収益悪化につながっています。

ある地方でも小児科の開業医が『消費税の支払いがしんどい』と言っている、と聞いたことがあります。
千葉県の医療機関アンケート結果の中でも

見通しが立たない:13%
閉院も考えている:3%

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210422/k10012989561000.html

という内容になっており約1/7が追い込まれている状況だと推測できます。
回答理由は

  • 患者が戻らない
  • 経済の見通しが立たない
  • 感染対策の費用が増えた

となっています。

アンケート調査を行った機関は『千葉県保険医協会』http://www.chiba-hok.com/
調査時期は2020年12月から2021年1月頃。

外来の患者数が減少したと答えた医療機関は約6割。
4割は減少していない。
緊急ではない治療は先延ばし傾向にありますが、緊急の治療は減少していない。
そのような傾向になっています。

感染症などは数が急激に減っています。
インフルエンザはほぼゼロに近い数字まで減少しているので大きく減っている医療機関も出ているのです。

実験

医療機関も経営

医療機関も経営ですから患者が来なければ成立しません。
開業すると患者増加(増患)のための集患が必須です。
広告宣伝をしたり、クチコミを広げたりします。
最近ではネット集客に力を入れていました。

しかし、現在は『戻ってくる気配がない』状態。
怖がって医療機関に出向かなくなっているのです。

逆にオンラインでの治療は限定的であり、その点ではDXにはなっていません。
転換が求められていますが、まさか来院がなくなるとは過去にも経験がないのではないでしょうか。
『まさか』が来てしまった感じを受けます。

まとめ

医療業界は儲かる、開業医は稼いでいる、といったイメージを持つ人は多い。
しかし、実際は経営なので簡単ではありません。
評判が下がれば来院も減少します。
クチコミで急増することもあります。
広告戦略で増加させた事例も多くあります。
ただ、そもそも来なくなる、戻ってこない状況はどう解決するのか。
オンライン上で完結させることもできない。
オンラインで相談を受けることができても検査はできない。
判断も完璧にはできない。
遠隔治療がそのうちやってくると言われていましたが、一気に未来が来てしまった。
遠隔でも検査・判断ができ、遠隔でも治療ができる体制が急に求められるようになったのです。

医療用のロボットも急に広がるかもしれません。
医療用ロボットのシェアを独占していた『ダビンチ』も主な特許が切れ競争が激化。
価格も安くなると言われています。
そこにこの状況が重なると一気に普及期を迎えるかもしれません。
ニュースでも取り上げられる機会が増えるでしょう。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/