fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜隠れた事実を見抜き、現場を変え、経営の壁を超える。経営者の思考法 経営の展開図を公開〜

脱炭素の動きと用語について

fjconsultants Blog:4,548投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

カーボンニュートラル

脱炭素の動きが大企業では出ています。
大企業と取引をしている担当者は敏感になり始めていると感じています。
用語が聞き慣れない人もいるので整理しておきます。
カーボンニュートラルは、

カーボンニュートラルとは
人間活動によって排出される温室効果ガスを、人間活動によってすべて吸収・除去することで、排出量を“プラスマイナスゼロ”にすること

https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20210622_01

カーボンをプラスマイナスにすることをカーボンニュートラルと呼んでいます。
似たような用語でカーボンオフセットがありますが、これは

 カーボン・オフセットとは、
市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等(クレジット)を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせるという考え方です

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/climate/jcredit/offset/carbonoffset.html

となります。
努力目標であり、吸収量は購入する、活動することで埋め合わせをします。
この違いは、押さえておきたい部分です。

2050年目標

2050年に向けて目標が設定されています。
TCFD、SBT、RE100について解説します。

TCFDとは

TCFDとは、
G20の要請を受け、金融安定理事会(FSB)*により、気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うかを検討するため、マイケル・ブルームバーグ氏を委員長として設立された「気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」を指します。

https://tcfd-consortium.jp/about

TCFD、SBT、RE100 取組企業数
http://www.env.go.jp/earth/datsutansokeiei.html

SBTとは

SBTは、
温室効果ガス削減目標の指標のひとつ。2015年に採択されたパリ協定が求める、いわゆる『2℃目標(1.5℃目標)』が求める水準と整合した、企業が中長期的に設定する温室効果ガス削減目標と、この目標が示す社会の実現に資する目標設定を促す枠組みを指す

https://www.kankyo-business.jp/dictionary/023396.php

RE100とは

RE100は、
The Climate GroupとCDPによって運営される企業の自然エネルギー100%を推進する国際ビジネスイニシアティブです。企業による自然エネルギー100%宣言を可視化するともに、自然エネの普及・促進を求めるもので、世界の影響力のある大企業が参加しています。

https://go100re.jp/portfolio/re100

まとめ

上記のように脱炭素の動きはゆっくりではありますが進んでいます。
大企業が賛同しているので、大企業と関連がある企業は結局のところこれらのルールに従うことになります。
避けられないでしょう。
そのためにも、内容を今から理解しておくことは有益です。
実際に中小企業でも取り組んでいる会社事例が出ているので参考になります。
今後も取り上げていきます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/