fjconsultants Blog:4,561投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

世界で

世界の住宅市場が加熱しています。
報道によっては《狂乱状態》と表現されているのです。

世界の住宅市場が狂乱状態-入札合戦で遺棄された家が豪邸並み価格に

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-01/QVJKUKT0AFB801?srnd=cojp-v2

事例として
・シドニー:4億円
・米国(コネチカット州):1.7億円
という事例が出ています。

日本はどうでしょうか。

草原

日本では

日本でも部分的に同様な現象が出ています。

「異常としか言えない」事態
物件見学すらできない

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84506

日本の場合、なぜこのような状態になっているのか。
そもそも売り出しの物件数が減少しているからです。
売り出し物件数が3割ダウン(前年比)。
そのため、限られた物件を争うような形になっているのです。

価格も高騰しています。

東京23区、築20年以内 中古マンション売り出し価格 110%(対前年比)と高騰

110%と値上がり。
世の中は二極化している(K字経済)の様相が明確になりつつあります。

しかも

しかも株高が続いています。
まわりでも、借り入れをして株投資をしている人の話しも耳に入ってきています。
金額も数千万円単位なので2000年ごろのITバブルを思い出させる内容です。
そこまで加熱、熱狂、狂乱しているとも言えるのではないでしょうか。

すぐには、この加熱が冷めるとも思えませんが《狂乱》という表現を使うようになったのは特筆すべきポイントです。

(この投稿を書いた数日後に下記報道が上がりました。↓)

個人の投資熱に危うさ 日米中、借金による株買い拡大

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB022OW0S1A700C2000000/

まとめ

本屋に行けば、加熱、狂乱がわかると言われてきました。
最近は電子書籍なのでその点は分かりにくくなっています。
しかし、投資の話を誰がしているのかを確認すれば加熱から狂乱期へ入っているのかわかるでしょう。
株投資の話は、加熱すると年齢層が下がってきます。
しかも、経済にまったく関心のない層が株投資の話しをするようになったら末期と言われています。
正確な時期を当てられる人はほとんどいませんが、おおよその時期は把握できるでしょう。
まわりの人の反応を見て判断できると思います。