fjconsultants Blog:4,572投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
旅行ですか
「ご旅行ですか」
とCA。
『はいそうです』
とシニア層のご夫婦。
「楽しんでください」
飛行機の機内で見る光景としては久しぶりなのかもしれません。
到着後に旅行案内を広げている人がいるのを見ると懐かしいと思ってしまいます。
減便の状態、搭乗率もさほど増えていないと感じています。
空港のレンタカー在庫もかなり残っているのは事実。
しかし、客層が7月から変わってきました。
旅行シーズンなので当たり前なのですが、旅行客、観光客を見かけるようになっています。
観光バスも数台連なって走る姿を見ると学校関係(修学旅行)だと感じます。
全国ツアー開始
ミュージシャン、お笑い、などの全国ツアーが開始されています。
全国10ヶ所程度をまわるツアー。
7月からスタートだったり、9月からスタートの予定が発表されています。
(3月頃から全国ツアーを開始しているミュージシャンもいました)
2019年以来のツアーのアーティストも多く、2年ぶりの開催。
音楽業界やイベント関係は、観客が集まるのが危惧していると思いますが集客は可能だと感じます。
反動消費はこうした《体験型エンターテイメント》からリスタートしていきます。
代替するものがないからです。
単なる我慢をしてきた人たちが動き出す。
そのためリスタートも勢いがあるのではないでしょうか。
その点の動向は興味深いポイントです。
もういいでしょ
同じことが3度繰り返される。
しかし、効果が薄く、解決に至らない。
しかも4度目がスタート。
「もういいでしょ」
という声が聞こえてきます。
心情の変化は、少しずつ芽生えてきて最終的には行動で表現されます。
まだ行動で表現される部分は一部だけにとどまっています。
いつ決壊するのでしょうか。
そこが論点です。
まとめ
1人、2人で動く。
多くても4人まで。
これがスタンダードルールになりつつあります。
5人以上集まる場所だと「断る」人がいるからです。
家族以外の人を誘って出かけることがなくなったのです。
誘うことを躊躇してしまう。
誘いたいけどリスクも感じてしまう。
そんな状況はまだ続いています。
しかし、部分的に解放されつつあるのも事実です。
今までは「ゆるんでいる」とマイナスな見方でしたが、今後は変わっていく。
ゆるんでいるのではなく、《戻る》と表現されるようになるでしょう。
言葉ひとつで集客も変わってきます。
繊細な時期に入りつつあると感じます。