fjconsultants Blog:4,604投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
森林浴
人は緑を求める。
緑がないところに住んでいる人ほど定期的に緑を見たくなる。触れたくなる。
山登り、トレッキング、キャンプ、バーベキュー、アウトドアのアクティビティなど、形は違いますが求めている内容は同じではないかと思います。
森を歩きたい、森林浴をしたい、緑しか目に入らない場所で時間を過ごしたい、という希望。
非日常を体験したい、という言い方より緑を見ること、緑を体感することが不足していると表現した方がいいでしょう。
信州に仕事で通い始めて7年になります。
山登り人口が多いことも実感します。
ある駅では特急から降りてきた人たちがツアー会社の方のところに集まったいるのを見ると、ツアーで山登りをするのがわかります。
ひとりでも参加できるのがメリットなのでしょう。
最近でもこのような光景は見かけます。
山登りならば密にならないので参加する人は減らない。
ツアー会社としても増やしたいのではないでしょうか。
https://www.club-t.com/sp/theme/sports/aruku/mountain/
全国には知名度は低いが素晴らしい場所がいくつもあります。
もしくは知名度が限定的だが良さを持ち合わせている場所。
歴史があっても知名度があるとは限らない。
やはり時間をかけて、知名度を上げていく取り組みは欠かせないと感じています。
秘境と言われている
上記の写真群は「明治温泉」。
奥蓼科にあります。
https://goo.gl/maps/xtbQBQN673hwaTGi8
画家:東山魁夷氏の絵画で《緑響く》のモチーフになった信州・八ヶ岳の「御射鹿池(みしゃかいけ)」の隣にある温泉。
(長野県立美術館 https://nagano.art.museum/hkg-collection )
明治という名は「明らかに治す」という意味。
湯治の場所だった温泉です。
130年の歴史があります。
緑しかない場所に河があり滝がある。
そんな場所です。
https://www.meijionsen.jp/
https://www.facebook.com/meijionsen/
https://www.instagram.com/yamano_yado_meiji_onsen/
まとめ
お客様に来ていただくビジネスは時間と手間がかかります。
自分から動いていくことができません。
しかも遠いところから顧客に来ていただくには年数がかかります。
知名度よりブランド力という言葉が使われることもありますが、知っている→魅力的→行ってみたい→リピートしたいというサイクルを構築できるかにかかっています。
細かいノウハウはありますが、数ある中で際立ったポジションを確保しなければクチコミにさえなりません。
厳しい現実があると感じます。