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臨界点を超えた感情が表現される時期

fjconsultants Blog:4,634投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

五輪はOKだが

《五輪はOKだが四輪二輪はNG》
というコメントを日本自動車工業会 会長が発信しました。

耐久レースの共同記者会見(メディア懇親会)においてです。
こうした発言はどのような雰囲気でされていたのか必ず確認するようにしています。
というのも、報道記事は偏りがあったり、修正・カットがあるからです。

記者会見の動画を確認したところ雰囲気は重苦しい感じではありませんでした。
(この動画も自動車メーカーの直配信です。だからノーカット)


しかし、発信している内容は辛辣です。

五輪は開催されたのに四輪二輪のモータースポーツは中止に追い込まれている。
理由は四輪二輪の海外選手の入国が許可されないことを指しています。

同じスポーツであり、選手も同じアスリート。
どうして対応に差があるのか疑問を呈しています。

牽引企業

現在、モータースポーツを牽引する日本のメーカーはトヨタ自動車になりました。
かつてのホンダの姿はそこにはありません。時代の変遷を感じます。
単なる受け取る側の印象だと思うのですが、やはり企業のトップが直接発信していることが大きな要因です。

感情表出が増える時期に

今回のこのような五輪オリンピックとの比較感情は大きいと思われます。
《どうして五輪は開催したのに》
という感情です。

イベント開催を行いたい企業にとっては業績が左右されでしまうので大きな感情となるでしょう。
ビジネスはあくまで自由な環境で行われることが前提になっています。
それが規制されることで経営が思うようにできない。
なのに、以前と同じようなリスクだけは負わされている。
これでは爆発しても致し方ありません。

企業でも同じことが発生している

9月に入り、感情の表出が目立ち始めました。
経営者の発言も刺激的な内容も増えています。
《45歳定年》というキーワードも印象的でした。

このような状況を心理面から見れば、企業の組織内で不満が出てくる頃かもしれません。
ガマンが臨界点を超える現象です。
不満というより、ガマンしてきたストレスが限界を越える形です。

まとめ

ガマンが小さな段階で解消したいところです。
以前なら「集まろうか」と提案することもできましたが現在は気を使ってしまいます。
積極的なダイレクトコミュニケーションができない。
この状況においても経営はバランスの良い状態を保たなければなりません。
直接的なコミュニケーションはできなくても、他の方法を選んで進めておくことがポイントだと感じます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/