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〜不利な状況でも経営を加速させる原理を公開〜

開発より顧客にフィットさせる方にエネルギーを注ぐ

fjconsultants Blog:4,689投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

どうして注目されるのか

新しい定義の言葉が出てくる背景には、その領域が注目されているから。
もしくは課題を抱えていて問題だから。
重要だからです。

なぜ課題として取り上げられるのかという背景を知るとさらに理解が深まります。
今回はPMFという用語を取り上げます。

PMFとは

PMFとはプロダクトマーケットフィットの略称です。(Product Market Fit)
簡単に言えば最新であるプロダクトをマーケット・市場にフィットさせる事です。
このような定義があります。

Product Market Fit(以下PMF)とは、「プロダクト(製品やサービス)がマーケットにフィット(適合)し、受け入れられている状態」を指す。平たく言えば、「プロダクトに満足して、継続利用してくれるユーザーが右肩上がりで増加している状態」のことだ。投資家が投資するかどうか判断する場合も「PMFを達成しているか」を基準にする場合も多い。

https://www.dentsudigital.co.jp/topics/2020/0602-000484/

具体的に、顧客が求めている真のニーズにフィットさせることを指しています。
なぜ、このような言葉が出てくるのでしょうか。

それは企業が提供する製品・サービスが市場にフィットしていない。
顧客にフィットしていないからです。

特に新商品・新サービスを出しても売れないのは、この市場と顧客へのフィットの精度が甘いからです。

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スタートアップ企業の課題

スタートアップ企業にありがちなパターンだと、アナログ傾向の強い業界に対してデジタルで参入するビジネスを考えます。
デジタルでは未開拓の市場なので期待は大きくなります。
しかし新サービスを導入して参入しても顧客が増えないこともあるのです。

顧客の望んだサービス内容になっていない。
デジタル化はしたいのだが、複雑なサービスは使いたくないという理由で、ニーズから外れているケースがあるのです。
狙いとコンセプトは良いのですが顧客からの支持が得られないケースです。

このようなケース、よく発生しているように感じます。
新しいサービスは続々と出てきますが顧客の支持は簡単には得られないのです。
そのためPMFが盛んに提唱されるのでしょう。

  • 顧客にフィットしているのか
  • 顧客が使ってみたい内容なのか
  • 待ち望んでいたサービス(商品)と言われているのか

という視点でPMFを測定、判断していかなければなりません。

まとめ

開発する領域に力を注いでしまい、顧客にフィットさせる領域にエネルギーを注がない現象はよくあること。
開発は楽しいですから夢中になってしまう。
それより、顧客の声を聞く方が欠かせないところで、外せない部分。
わかっているけど、できない領域だと感じます。
つくるより、顧客にフィットさせる方に頭を切り替えることだと感じます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/