fjconsultants Blog:4,700投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
日本語化へ
3年前に紹介したサービスがあります。
たった3語で表す こんな発想はなかったです。 世界中の住所を「3語」で表す仕組み what3words です。…
世界中を3メートル×3メートルのマス(グリッド)で区切り、3語のワードで特定するサービス。
地図の進化版です。
全世界を57兆に区切っています。
そのサービスの日本語版がリリースされています。
どこでも特定できる
このサービスなら、どこでも特定できます。
たとえば、橋の上でも場所指定ができるのです。
上記のリンクでは河口湖の橋の上を指定しました。
「まいねん。うけみ。いきいき」という3語で特定しています。
日本語表記では、ひらがなを用いて場所を特定しています。
このように、地番がなくても場所を特定できる仕組みは他では見たことがありません。
使い方は自由。
このような使い方が想定されています。
- 待ち合わせ場所
- 絶景ポイント
- 思い出の場所
- 緊急事対応(レスキュー対応)
- 土地の管理
- イベントの場所割り当て
- キャンプ最適な場所
- 釣り最適ポイント
- 花がきれいな場所
- 出入り口の場所
- 広い駐車場で停めた場所
- 夕日スポット
- タクシー配車
- 配達場所指定
- 撮影ポイント
- 移動販売車の位置
- バードウォッチングの場所
運営企業
運営している企業は2013年から活動しています。https://what3words.com/about
出資を何度か受けており、現在大手自動車メーカー:メルセデス・ベンツが約10%の株を所有しています。
2018年に発売されたAクラスには、このシステム「what3words」が搭載されています。
まとめ
このサービスは用途が無限。
使い方はユーザーが見つけ出すのではないでしょうか。
また、緊急事やレスキュー対応では有効な手段です。
建築物がない広い場所において、ある特定の場所を示すことは不可能でした。
それがアイデアひとつで不可能を可能にしています。
普及すれば地番という概念が消失してしまうでしょう。
何に利用できるのか考えるだけで楽しい領域です。