fjconsultants Blog:4,733投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
時価総額ランキング
株価×(発行済)株式数→時価総額になりますが、世界のトップから1000社の時価総額ランキングの半数が米国企業になりました。
過半数になるの初めてです。
中国企業はランキングを落としているのが特徴です。
日本も同じ動き。
時価総額を狙っていない経営だからという意見もまた出てくるでしょう。
ただ統一ルールで評価されるので致し方ないところはあります。
時価総額を企業の継続性とは別次元で考えるべき内容だと感じる側面もあります。
統一ルールだけですべてが決まるわけではありません。
経営について興味が尽きないのは規模だけで成立しないからです。
規模が大きかれば強みとなり市場を占有していればシェアを取られにくいのは事実。
しかし、完璧にはならない。
また新陳代謝も頻繁に発生し、原則はあるがルールは変わっていく世界だからです。
ゴールドシフト
各国の中央銀行が資産をドルから金(ゴールド)へとシフトさせています。
米国の過熱をリスクと考えているのでしょう。
こちらも他国から見た通貨の評価になります。
心配であればリスクヘッジをする。
金ゴールドは安定性は良いが変動はない。
なので完全にリスクを減らしたいという理由だけでドルから金ゴールドへシフトさせているのです。
通貨のヘッジとして過去から金ゴールドは対象とされてきました。
現在は仮想通貨が通貨のヘッジとして対象のひとつになっています。
しかし、仮想通貨の種類が多い。
また新しい仮想通貨が際限なく出てきているのでヘッジになるのか疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
2022年も大手企業が仮想通貨を発行する予定になっています。
国も自国の仮想通貨を発行し始めています。
仮想通貨の覇権争いは数年続くと思われます。
2025年前後には明確になっているのでしょう。
NFTも活発化
NFTも積極的に動いています。
Googleもクリエイターの市場をオープン。https://qaya.area120.google.com/
拡大させようとしています。
デジタル作品(画像、動画、音楽など)に所有権を付加できるNFTは新市場を創設します。
デジタル作品を所有する感覚は「ありえない」と感じている人が多ければ多いほど逆方向の現実になっていきます。
それはWebの世界が実証しました。
定着すると予想しています。
売れているNFT商品があるからです。
日本でもそれは売れていくでしょう。
デジタル作品を抱えている人にとっては追い風。
朗報です。
新たなクリエイターが出てくるでしょう。
今から楽しみです。
まとめ
年末になり、米国の過熱を証明するような話しやデータが出てきています。
これが「炭鉱のカナリア」なのでしょうか。
結果が出てから検証されていくでしょう。
年末ですが目が離せません。
炭鉱のカナリアは、何らかの危険が迫っていることを知らせてくれる前兆
https://www.ifinance.ne.jp/glossary/souba/sou339.html