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観光地において移動手段がレンタカーだけだとリスクになる理由とは

沖縄の観光が変わる

沖縄観光に関する調査結果が出ていました。アンケート調査です。今後、旅行を牽引する世代の価値観を浮き彫りにした調査です。簡単に言えば、1997年から2012年生まれのZ世代はレンタカーの運転に抵抗があることが明らかになりました。

「 ポストコロナ時代における沖縄観光のあり方に関する調査研究 ~これからの“旅行牽引世代”の意向を踏まえた観光(観光地)とは~」について

https://www.okinawakouko.go.jp/userfiles/files/news_release/2021/20220216_kishahappyo_fuzokusiryo.pdf

運転免許を持っている人でレンタカーの運転にも抵抗がない人の割合が
・Z世代:28%
・ミレニアル世代:43%
・旅行牽引世代:37%
・40歳以上:53%
となっています。

Z世代は40歳以上と比較すると半分しかありません。ということは、レンタカー主体の沖縄観光は今後先細りすることが予想できます。沖縄に行くことを考えたときレンタカー以外の移動手段が充実していなければ選択肢から外れてしまうことになるのです。

沖縄観光調査2022

沖縄だけの問題ではない

レンタカーの運転に抵抗がない人の割合が少ないことは、沖縄観光だけの問題に収まりません。他のエリアでも同じことが発生するのです。観光地においてレンタカーしかないことがマイナス要因になりそうです。レンタカーしかないエリア、もしくはレンタカー以外では不便なエリアは人が集まらなくなっていくのが確実になりそうです。

打開策

打開策はレンタカー以外の交通手段です。鉄道は路線を増やすことに壁があるので急には実現できません。残るはバ

スとタクシーです。バス、タクシーが柔軟な対応をするかにかかっています。先月も岡山県の井原市で市内の観光スポットを回る0円タクシーが期間限定で行われました。『0円タクシー』というネーミングで走らせたのです。こうした柔軟な企画が出せるエリアは観光が伸びるでしょう。しかし、既得権益を守ろうとする企業があると新しい取り組みは消滅していきます。そんな状況が耳に入ってくることもあります。その差が大きく開くのが今後だと感じます。

まとめ

先進的なエリアなら、電動キックボードを採用するかもしれません。電動キックボードもほぼ自転車と同じ扱いになりました。今後は普及が加速すると予想できます。観光ポイントごとに電動キックボードを配置すれば自由に移動ができるので、Z世代の支持を得られるのではないでしょうか。観光も今までと同じでは10年後20年後は厳しくなるのが理解できると思います。少しずつでも新しい移動手段を採用できるかがカギになっていくでしょう。

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電動キックボード「ほぼ自転車扱い」に 免許・メット不要 一部歩道OK 新区分の乗り物へ
https://trafficnews.jp/post/116230

Z世代とは

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,803投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆