0円の響き

0円って響き、魅力的に感じる人が多いです。
最近は敏感に反応する人が増えています。
0円サービスが増えている時期。
目にする回数が前より多いと感じませんか。

0円事例:ジモティ

0円サービス事例をいくつか取り上げます。
最初は、お譲りしますサイトのジモティ。
知名度が上がっているので知っている人もいるでしょう。
https://jmty.jp/

不要品を無料で告知でき、譲ることができる掲示板です。
以前、新聞に掲載されていた「お譲りしますコーナー」のWeb版です。
最近も事務所閉鎖で事務機器、机、イスなどをジモティで処分した話を聞きました。

また、リサイクルショップが仕入れで利用しているとも聞いています。
譲る方も「リサイクル」への貢献で満足、頂く方も0円で満足。
ウィンウィンの関係です。

0円物件サイト

もうひとつ紹介したいのは、「みんなの0円物件」というサイト。
https://zero.estate/

不動産のマッチングサイトですが、掲載されているのはすべて0円。
無償譲渡物件だけが掲載されているウェブサイトです。

戸建てが0円、土地が0円、と見ていて不思議。
なぜ0円なのか。

これは、不動産を相続した人が不要なので困っている現実があります。
0円でもいいので譲りたいのです。
実際には、売却を専門家に依頼すると0円で売却しても手数料はかかります。

このサイトでは、おまかせプラン165,000円を提案。
購入する人は物件は0円ですが手数料や税金はかかります。

特徴は

こうした相続物件の売却は、50万円程度の値段がついていることが多いです。
というのも、売却側がかかる費用が50万円程度だからです。
50万円で売却すればトントン。
そんな事例が多く見られます。

しかし、このサイトでは0円にしているのが特徴。
0円の威力は2倍以上あります。
集客力があるのです。

まとめ

実際に売却済みの物件も多数あり取引されているのがわかります。
注目されますし話題にもなりますね。
たまに見ると、どのエリアで物件が出ているのかわかるので興味本位でチェックしてもいいのかもしれません。
感じるのは、バブル時代に開発された別荘地も目につきます。
別荘や土地が相続されてそのままになっている現状があるのではないでしょうか。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,797投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆