他人評価を感じるために何を

仕事は他人評価100%です。そう考えています。
この他人評価100%を実感していただくためにはどのようにしたらいいのでしょうか。

口ではわかっていても、なかなか実感まで落とし込める人が少ないからです。ただ、簡単な方法があります。毎日自分の喋っている場面を録画して見ることです。「自分の動画は見るのが嫌だ」と言われる人の方が多いと感じます。「恥ずかしくて、こんな自分を見るのは嫌だ」と言われるのです。

これは動画に写ってる自分は自分が想像していた自分ではないと考えているからです。もしくは録画の中の自分を受け入れられることができない状態なのです。

録画を見ることで

これを毎日見ているとどうなるのでしょうか。自分の録画を見る回数が増えていくとだんだん自分のことを客観的に見ることができます。あたかも他人がそこに映っているような感覚になるのです。その感覚までを達すると他人評価100%を実感するのではないでしょうか。

テレビに出ている芸人さんの中には、自分の出演した番組を毎回録画して見ている方がいます。それを知ったとき最初は理由が分かりませんでした。しかし競争の激しいテレビ業界で残り続けるためには、自分のことを客観的に評価できる能力が必須だと分かったのです。

新しく出てくる芸人さんと比較して自分は面白いのだろうか、視聴者に受け入れられているのだろうかを確認しなければ生き残ることができない世界なのでしょう。

継続的に振り返る

ビジネスの世界も同じです。テレビの業界ほど競争が激しくありませんが、競争原理は全く同じと考えて間違いはありません。

振り返ると自分の録画を見る機会が常にありました。録音していたこともよくあります。20代の営業の頃からずっと行っている習慣です。自分の喋り方、喋る内容について毎月確認をしています。

最近では自分の録画を見ることが非常に楽しいです。見ていて楽しいのです。もちろん改善点はいくつか思いつきますし、その内容については次では修正改善をしています。

最初は録画を見ることが嫌でした。見たくない時期もありました。しかし見続けることによって変化したのです。最近はオンラインでミーティングやセミナーを行うことがありますので、録画するのは簡単になりました。

毎月セミナーの録画を配信しているので必ず編集作業をしています。自分の録画を毎月確認しなければならない状況を作っていることになるのです。確認が必須な状況を作れば1年後2年後には必ず変化が訪れます。

嫌な事は習慣化する、しなければならない状況を作るのがベストではないでしょうか。

まとめ

「そこに映っている自分がすべてです」と録画を見ながら話したことがあります。録画には自分の本当の姿しかありません。ビジネスにおいては、見たくないと言っている場合ではないのです。そこに映っている自分を他人が見て判断しているからです。それ以外にありません。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,819投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆