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増加から減少へ、会長からCEO復帰へと場面展開している

曲がり角なのか

2.2億人の会員数を誇るNetflix。四半期の会員数が20万人減少となりました。10年ぶりの現象で、0.1%の減少率です。最盛期には年間2500万人の会員増をしていました。この2年間は特に在宅時間が増えていたので世界中で会員数が増加傾向にあったのです。

しかし、ここに来て微減。この発表を見てNetflixの株式相場は1日で35%減少してしまっています。たった1日で時価総額540億ドル(約6.9兆円)が吹き飛びました。

なぜでしょうか。

現在の株式相場は人が売買する部分もありますがロボットが判断して自動売買している領域もあります。そのため売りが先行すると追随するような仕組みになっているのです。下がり始め、ある下がり幅を越えると、一気に下がるのが特徴です。プログラムが一斉に売り一色になるからです。Netflixの株価の動きはそれを表現しているのではないでしょうか。

株式相場は半年先を先回りして値が動くと言われています。半年先にNetflixの業績は本格的に下がることを表現しているかもしれません。また、目立つ企業でもあるので雰囲気が形成される可能性もあります。あのNetflixでも減少なのか、と感じる感覚です。経済は人の感覚の集合であり、そこに合理性はありません。Netflixの急落が何かを象徴する可能性があるのを感じます。

動画配信、曲がり角 ネトフリ会員20万人減:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60182350R20C22A4EA2000/
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社長が戻る

「日本電産、会長がCEO復帰ですね」とリアルタイムで教えてもらいました。業績は好調にも関わらず復帰です。最高益を出していますが株価が下がっており納得がいかないのが理由。これで何度目でしょうか。創業者のパワー、エネルギーは超えられない壁のように感じます。企業規模に関わらず創業者のエネルギーは他者を圧倒しています。圧倒していなければ起業して他を追い抜くことはできません。

こうした事象では理論ではなく、エネルギー量で比較すれば結論が見えてきます。エネルギーの大きい人の後継にはそれ以上のエネルギーを持った人しか承継できないのです。それが不可能であれば創業者のエネルギーが弱まるのを待つしかなさそうです。

日本電産、永守氏がCEO復帰 最高益も株価低迷で

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF2159R0R20C22A4000000/

まとめ

増加から減少へ、会長からCEO復帰へ、のふたつを取り上げました。場面が展開する局面が来たのを感じます。小さな事象ですが半年後、1年後へとつながる文脈に感じます。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,848投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆