エッジコンピューティングとは
IoTの界隈ではようやく製品が販売され始め、揃ってきました。自作ではなく購入品で構築できる体制になっています。この時期になると導入する企業も増えてくるでしょう。特に工業系、農業系は可能性が高いです。
IoTの発展と共に「エッジコンピューティング」という単語も出てきました。センサーからの情報をクラウドで処理するのではなく、センサー(端末)部分でデータ処理を行う技術です。クラウドの負荷を減らせるので効率を向上させる技術です。
エッジコンピューティングとは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B8%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
利用者や端末と物理的に近い場所に処理装置(エッジプラットフォーム)を分散配置して、ネットワークの端点でデータ処理を行う技術の総称。
多くのデバイスが接続されるIoT時代となり提唱されるようになった。
エッジカメラとは
エッジコンピューティングの考えでカメラを開発すると、カメラ付きセンサーの中に映像や画像処理をするエッジカメラが出てきています。これも商品になっており利用可能になってきました。端末側で画像や映像をAI処理することが可能なのです。
エッジカメラとは
https://www.jvckenwood.com/jp/corporate/business/dx/edge-ai-camera.html
サーバーやクラウド側で映像・画像のAI処理を行う従来型のカメラと異なり、エッジ(カメラ)側でAI処理を行うこと
下記商品だと、OS(オペレーションシステム)のアンドロイドAndroidを搭載したエッジカメラになります。会議室に設置すれば、その会議室にいる人の人数を判断します。人間の顔を認識し数えることができるのです。https://soracom.jp/recipes_index/20572/
ソラコム
https://soracom.jp/store/20503/
Android搭載IoTエッジカメラ Acty-G3+ スターターキット
まとめ
IoTに関しては製品が揃ってきたので普及期を迎えます。ただ実際に普及するかは今後の動向です。まだ設定が必要だからです。設定不要となればキャズム(普及の谷)を越えていくでしょう。
興味がある無しに関わらずIoTは触っておいた方が有益。というのも、世の中は必ずセンサーや画像認識だらけの空間になっていくからです。そこだけは避けられないでしょう。
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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,851投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆