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何かが流行るとアンチも増加し新市場もできるかも

アンチが生み出す市場

何かが流行り市場が拡大すると、それに反比例してアンチ(反対派)も増えていく。流行りに対してNOを突きつける存在。これはマイナスな顧客なのだろうか。というのも、アンチが増えることで市場が拡大したジャンルもあるからです。アンチが生み出す市場があるのです。

所有に対するアンチ

モノを所有する満足感があります。特に高級品には所有の満足度が高いと考えられています。作り手のこだわりやコンセプトに共感し、そのストーリーを手に入れる行為でもあります。単に資産価値が高い商品群もあり、他の人が所有できないことと比較して満足感を感じることもあります。

この所有に対してアンチ派は、所有しない生き方を提唱します。ミニマリストです。所有を否定するかのごとく、断捨離をしてモノを捨て、ミニマリストへと傾倒していくのです。ミニマリストという言葉は2015年ごろに出現しています。気にする人が増えたのです。

所有しないから増えた市場

所有しない生活では、必要なときにその都度借りることが増えていきます。わかりやすいところでは自動車。自動車は必要なときに借りる。もしくはシェアする。そんな市場が増えたのです。自動車所有に対し興味がない顧客層が増え、新しい市場へと移行しています。

そう考えると、サブスクリプション、レンタル、リユース、リサイクルはすべて所有に対するアンチから発生したのかもしれません。使う頻度が少ないモノは所有する必要がないという合理性です。

所有してから、使わないことに気がつき、再度利用してくれる人がいるなら使ってもらいたいという気持ちからメルカリという市場が成長しました。単なる中古品の販売ではありません。

リアルで集まる

人が集まること。現在は減りました。これも惰性でなんとなく毎年行っていた社内のイベントなどが整理されたのです。どうして集まらなければならないのか。以前からアンチ派はリアルに集まることを否定していたのかもしれません。現在はオンラインが代替になるので直接会って仕事をする機会が減少しました。アンチ派がオンラインミーティングやオンラインの打ち合わせを拡大させているのではないでしょうか。

まとめ

このように考えてみると何かが流行ったときにはアンチ派の市場も拡大するのを予測して商品・サービスを投入するのもひとつの方法だと感じます。逆張りの手法です。先行者も少ないので占有しやすいポジションです。発想としていつも取り入れておきたい部分です。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,887投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆